皆さんこんにちは! やまはちです。
愛知県新城市に位置する国の名勝天然記念物である乳岩峡。
雑誌やインスタグラムなどで何度も見てきた乳岩峡の圧倒的な美しさに心を奪われ、ついに足を運ぶことができました。
この記事では乳岩峡の素晴らしい奇岩や絶景の体験をシェアしたり、駐車場などのハイキングを存分に楽しむための情報をまとめましたのでぜひ参考にしてください。
乳岩峡の基本情報
峡谷のシンボルとなっている標高670mの『乳岩山』一帯の渓谷はその名の通り、凝灰岩中に含まれる石灰分が溶け出して天井部に乳房状の鍾乳石を形成していることから、“乳岩“と呼ばれています。
ちなみに場所はこちらになります。
ルートとコース紹介
乳岩峡 : 今年初のハイキング-2024-04-13 / ヤマハチさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
駐車場(小滝橋駐車場)
お昼の13時頃に到着。
4月の上旬で天気も良くお出かけ日和だったこともあり、駐車場はほぼ満車。
乳岩峡恐るべし・・。
たまたま帰られる車がいたのでなんとか駐車できました。
ここから歩いて乳岩峡入り口へ向かいます。
混雑が予想される場合は、早めの到着がおすすめですね。
乳岩峡ハイキングに持っていくべき持ち物リスト
駐車場から乳岩峡入り口までは舗装された道ですが、その先は本格的な登山道が続きます。
事前にしっかりとした装備を揃えておくことで、安全にハイキングを楽しめます。
特に以下の装備を持っていくことをおすすめします。
1. 登山靴(滑りにくいもの)
モンベルのトレッキングシューズ
2. 登山用ザック(20~30L)
水分や行動食を持ち運ぶために少し大きめのものを選びましょう。
おすすめ:「オスプレー(Osprey)タロン 22L」
3. 防寒具(レインジャケットやフリース)
特に乳岩峡は天候が変わりやすく、急な寒さや雨に備えて持っておくことをおすすめします。
おすすめ:「ザ・ノースフェイス レインジャケット」
4. 行動食(ナッツ、エネルギーバーなど)
軽量で栄養価の高い行動食を用意し、こまめにエネルギーを補給しましょう。
おすすめ:「ナッツミックスセット」
↑行動食についてのおすすめの記事はこちらです。
トイレ
乳岩峡入口手前にトイレがあります。
24時間利用可能、洋式の水洗式で綺麗なトイレでした。
ここから先はトイレがないので済ませておくことをおすすめします。
トイレの周辺は広いスペースになっていて現在は駐輪場として機能しています。
自転車で来られる人も多い印象でした。
ハイキング記録
乳岩峡入り口へまでは舗装された道路でした。
およそ30分ほどで乳岩峡入り口へ到着!
意外と遠い・・。
さて、ここから未舗装の道となっています。
安全を考えてしっかりとした服装や適切な装備をお忘れなく。
ハイキング中には私服で来られている人を何人か見ましたが、軽装で臨むのは極力控えましょう。
コースは整備されており案内看板も設置されているので道に迷う心配はありませんが、油断は禁物です。
スタートからいきなり削られたゴツゴツとした岩盤が現れ、その上を歩きます。
滑りやすいので注意して進みましょう。
序盤は川沿いを歩くのですがこちらの川を見てください。
川の色が透き通っていてとても綺麗ですね。
下山して川沿いで休憩されている人?や川遊びをする人が見受けられました。
下山後にほっと一息しながら涼むのに良さそう。
川沿いを終えるといよいよ本格的な登山道に入ります。
道中には時折このような巨岩が転がっており、目を奪われるような光景がちらほらと見られます。
本当にどうやってこのように岩がバランスを保ちながら挟まっているのだろうと興味が湧きました。
自然てすごい!
この橋を利用し乳岩川を渡ります。
乳岩峡入り口からここまでの所要時間は約20分位でした。
ここから左に行くと乳岩に到着し、奥は明神山方面。
この先は乳岩の付け根まで階段や岩混じりの坂を登ります。
特段危険な箇所は無いのですが、わりとこう配がきつくなったりすることもあり体力的に少しきつかったのを覚えています。
しばらく進むとこのような看板がありました。
看板の通り、左回りに進みました。
「現在地」から「通天洞」→「通天門」→「鍾乳洞」の順です。
昇り口へ向かうと、側面に巨大な岩壁が現れます。
そして、岩の中へと続く階段が見えてきました。
階段の手すりは錆びているので手袋必須。
最初は階段ですが途中からハシゴ状になっているので、登る時は慎重に進みましょう。
ほぼ直角・・。
こんな感じの場所を2か所ほど登っていきます。
通天門
通天門に到着。
見上げると、そこには巨大なアーチを描く石門がありました。
その巨大さゆえ、門全体を写すことはできなかったです。
巨大なアーチを描く石門の向こう側に『明神山』が見えました。
巨大な通天門をくぐると、下り坂になっています。
しばらく進むと、岩壁にぽっかりと穴が見えてきました。
こちらにはお地蔵さんがおられました。
あとで知ったのですが、「目薬岩洞窟」という所らしいです。
ここを過ぎると上に登る階段がありました。
いよいよ巨大な岩窟の乳岩洞に到着します。
鍾乳洞
階段を登りきりアーチ状の踊り場から振り返ると、そこはまるで異世界への入口のようなとんでもない洞窟の入口が現れました。
内部は恐ろしいほど広い空間で、階段から左右に通路が広がっています。
先ほどの目薬岩と同様に石仏が綺麗に並べられていて神聖な場所であることが伺えます。
その後、「乳岩」の案内看板がある場所まで戻ってきました。
階段区間が終わり、達成感で心が満たされました。
「乳岩」一巡の所要時間は約40分くらい。
途中の休憩小屋で小休憩をしてから下山しました!
小屋の写真を載せたかったのですが、撮影するのを忘れてしまいました。
何はともあれ、お疲れ山です。
終わりに
最後までお読みいただきありがとうございます。
乳岩峡は自然の壮大な美しさと感動を味わえる素晴らしい冒険でした。
乳岩峡へ行かれた際はこの記事を参考に自然とのふれあいを楽しんでみてください。
次回の登山をお楽しみに!
コメント