皆さんこんにちは! やまはちです。
前回に続き長野旅行のvol.4になります。
↑前回の記事はこちら
今回は最終スポット「松代」を観光!
松代(まつしろ)は真田家ゆかりの地で古き良き風情が今も息づく歴史ある場所です。
旅行計画が面倒な方にもおすすめしたい松代の魅力についてご紹介します。
城下町松代
長野市南東部にある松代町は真田幸村の兄である真田信之を藩祖とする松代藩の城下町です。
元和8年(1622)以降、真田氏が10代で約250年間治めました。
幕末には1万人弱の人口で現在も武家屋敷が点在しています。
駐車場
観光駐車場に車を停めて、いよいよ城下町散策の始まりです!
ここは無料の駐車場で目の前には松代城跡があり、少し歩けば城下町が広がる便利な立地です。
殿町無料観光駐車場
住所:長野県長野市松代町 松代10
駐車台数:大型7台 普通350台 身障者用2台
駐車料金:無料
松代城跡
戦国時代には海津城(かいづじょう)として知られていた松代城は何度か城主が代わり、改名もあり現在の名前に至りました。
元々、松代城(海津城)は武田信玄と上杉謙信が信濃の覇権を競った川中島合戦で武田側の拠点として築城されたといわれています。
明治時代になると廃墟にともない建物が破壊されたため、長い間石垣を残すのみでした。
その後、長野市により櫓門、木橋、石垣、土塁、堀などが復元されました。
お城そのものは現存していないものの、発掘や文献調査に基づいて復元されています。
松代城跡
住所:長野県長野市松代町松代44
開館時間:4月~10月 9:00~17:00
(入場16:30まで)
11月~3月 9:00~16:30
(入場16:00まで)
休館日:年末年始 12月29日~1月3日
(本丸入場はできません)
料金:無料
それでは松代城跡攻城スタート!
攻め入った気持ちで散策します。
本丸へ続く太鼓門前橋を渡り門をくぐると太鼓門が見えます。
立派な門で頑丈そうですね。
これは四方八方から矢や鉄砲が飛び交い、ひとたまりもなさそう(笑)。
本丸へ入ります。
そういえば、松代城跡は桜の名所としても知られているみたいです。
本丸内は桜の木がたくさん植えられていて見応えがありました。
戌亥の櫓という松代城で最も高い櫓に登れるということで登ってみました。
先程通ってきた太鼓門とは逆の位置にある北不明門(きたあかずもん)。
こちらも立派です。
二の丸内にポツンとある井戸。
なんか寂しさを感じました。
御城印は信州松代観光協会(真田宝物館隣)で購入できました。
値段は1枚300円。
江戸時代の姿を想像しながら観光することができて楽しかったです。
次に城下町の方へ散策に向かいます。
城下町松代城を散策
昔の城下町の雰囲気や街並みは多く残っていました。
また善光寺周辺のような賑やかな感じとは違い、静かな町でした。
観光客も少なめなので穴場スポットかもしれませんね。
真田邸
九代藩主・幸教が義母である貞松院(幸良の夫人)の住まいとして1864年(元治元年)に建築したのが松代城の城外御殿です。
当時は「新御殿」と呼ばれていました。
主屋、表門、土蔵7棟、庭園が江戸末期の御殿建築の様式をよく伝え、建築史の視点からも貴重な建物であり国の史跡に指定されているとのこと。
真田邸
住所:長野県長野市松代町松代1
開館時間:4月~10月 9:00~17:00
(入場16:30まで)
11月~3月 9:00~16:30
(入場16:00まで)
休館日:年末年始 12月29日~1月3日
料金:一般400円 小・中学生100円
玄関
玄関は広い式台が設けられていて大きい。
式台は玄関の低くなった板敷の部分で、武家の家にだけ許された設備とのことです。
お化粧の間
藩主の家族の女性のための私的な部屋で御殿は最も奥にあります。
太陽の光が心地よく差し込んでいました。
この「御化粧の間」専用の小庭もあり、そこからの景色は良かったです。
建物の風格や庭園の美しさに感動しながら、当時の人々の生活や文化に思いを馳せることができました。
樋口家住宅
松代城のすぐ東南に位置し城の正面口にあたる大御門(大手門)や新御殿(真田邸)に近いこの界隈は上級武士が多く住む武家屋敷町でした。
樋口家はその中でも中心的な位置にあり、藩の目付役なども務めた家柄とのこと。
主屋、土蔵、長屋、屋敷神の祠、表門、土塀、板塀が修景・復元されており、主屋、土蔵、長屋の3棟が長野市の文化財(建造物)に指定されています。
樋口家住宅
住所:長野県長野市松代町松代202-1
開館時間:4月~10月 9:00~17:00
(入場16:30まで)
11月~3月 9:00~16:30
(入場16:00まで)
休館日:年末年始 12月29日~1月3日
料金:無料
甲冑
玄関を入ってすぐ正面に甲冑が飾ってありました。
まるで過去の武士の勇ましい姿を思わせるような迫力がありますね。
庭園
こちらの庭園は松代の城下町の中でも特に見応えがあり、心を惹きつけられました。
美しい景色や植物の配置、そして庭園全体に漂う静寂な雰囲気に見惚れてしまい時間を忘れてしまいそうでした。
ちなみに池の南側に広がる雑木林と竹林、庭園は江戸時代に畑として使用されていたとのこと。
真田宝物館
真田家十二代当主・幸治氏から1966(昭和41)年に譲られた武具、調度品、書画、文書などの大名道具を収蔵・展示する博物館として開館。
松代藩真田家の歴史と大名道具を紹介する常設展示室、テーマを定めた企画展、特別企画展が行われる企画展示室からなっています。
大名道具や武具、書画、文書などが展示されていることで、真田家の歴史や文化に触れる貴重な機会を得られたことが嬉しかったです。
真田宝物館
住所:長野県長野市松代町松代4-1
開館時間:4月~10月 9:00~17:00
(入場16:30まで)
11月~3月 9:00~16:30
(入場16:00まで)
休館日:年末年始 12月29日~1月3日
毎週火曜日(祝日の場合は開館)
料金:一般600円 小・中学生100円
文武学校
文武を奨励した松代藩八代藩主・幸貫が水戸の弘道館にならって計画し、九代・幸教の時代に完成した松代藩の藩校です。
藩士の子弟が学問と武道を学ぶ場として、1855(安政2)年に開校しました。
文学書、教室、剣術所、柔術所、弓術所、槍術所などすべてが開校当初の位置に現存している藩校は全国になく、19538(昭和28)年に国の史跡に指定されています。
文武学校
住所:長野県長野市松代町松代205-1
開館時間:4月~10月 9:00~17:00
(入場16:30まで)
11月~3月 9:00~16:30
(入場16:00まで)
休館日:年末年始 12月29日~1月3日
料金: 一般400円 小・中学生100円
まとめ(松代)
街は穏やかな雰囲気で、江戸時代の情緒を味わうことができました。
今回は出会う人も少なく、ゆっくりと楽しんで見学することができてとても良い場所でした。
旅行計画が面倒な方でも松代の魅力に触れながら自分のペースでじっくり過ごすことができるでしょう。
ぜひ魅力ある松代を訪れてみてください。
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