
皆さんこんにちは、やまはちです!
早朝5時、青空が広がる気持ちのいい朝。せっかくなので軽装で西穂丸山までお散歩に。
その後は霧・雨と天気がころころ変わりましたが、下山時には焼岳や笠ヶ岳の絶景が!
山の景色は毎秒ドラマチック。
自然の変化を全身で感じた、忘れられない2日目でした。
1日目の記録を読まれていない方は下記よりご覧いただけます。
1 | 西穂高岳の見どころ

西穂高岳(にしほたかだけ)は北アルプス(飛騨山脈)の南部に位置する標高2,909mの名峰で、上高地や新穂高温泉からアクセスできる人気の山です。
初心者から中級者、上級者まで楽しめるルートがあり、四季折々の美しい風景とスリリングな岩稜歩きが魅力です。
以下に基本情報をまとめました。
- 所在地:長野県松本市・岐阜県高山市の県境
- 標高:2,909m
- 山域:北アルプス
- 山小屋:西穂山荘
- 主な登山口:新穂高ロープウェイ(西穂高口駅)
:上高地(玄人向け・縦走ルート)
1-1 |【絶景スポット!】日本アルプスらしい岩稜の迫力

西穂高岳の最大の魅力はアルプスらしいダイナミックなゴツゴツとした岩稜帯にあります。

特に「西穂独標(標高2,701m)」から山頂にかけてのルートは手足を使って岩場を登り下りする本格的な岩稜歩きが続きます。
足場が狭く、滑落の危険もあるため慎重な歩行が求められますが、その分スリルは満点。
まさに“これぞ登山!”という緊張感と達成感を味わえる区間で多くの登山者を魅了してやみません。
1-2 |【お手軽スポット!】ロープウェイでアクセス抜群

新穂高ロープウェイを利用すれば、標高2,156mの西穂高口駅までわずか15分ほどで一気にアクセスできるため、体力に自信がない人でも比較的気軽にアルプスの高地へ到達できます。
そこから西穂山荘を経由して「西穂独標」までは日帰り登山も可能で天候が良ければ絶景を楽しめるルートとして人気。
アクセスの良さは初めて北アルプスに挑戦する初心者や、限られた時間で登山を楽しみたい人にとって大きなメリットです。
2 | 西穂高岳へのコース紹介とアクセス情報
2-1 | コース
西穂高岳 1泊2日テント泊 / やまはちさんの西穂高岳独標(岐阜県・長野県)・西穂高岳・西穂丸山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
合計所要時間:約7時間(休憩時間含まず)
合計距離:約8.5km

途中までロープウェイを使用して、西穂高岳を目指しました。
2-2 | 西穂山荘テント場情報



今回は西穂山荘ででテント泊しました!
水場について
西穂山荘内で1.0Lあたり200円で提供されていました。
2-3 | 駐車場情報


今回は新穂高第1駐車場(観光用有料駐車場)を利用しました!
料金は500円/6Hで駐車できます。
2-4 | トイレ情報
西穂山荘の裏手にあります。
1回100円です。
宿泊者(小屋泊、テント泊)は宿泊料金込み。
コースやアクセス情報をチェックした後は事前の登山計画と装備の準備がとても大切です。
特に、これから登山やハイキングを始めてみようと思っている方にとっては不安や疑問もあるかもしれません。

そんな方のために、登山の基本やおすすめのギアをまとめた記事をご用意しました。
>>>【初心者必見】登山計画の立て方とおすすめギア!必須アイテムを揃えて安全な山行を
3 | 西穂高岳:登山記録(2日目)
2025年7月4日と5日の登山記録です。
3-1 | 青空に誘われて、西穂丸山へ朝の散策

2日目の早朝、午前5時頃。
空を見上げると青空が広がっていたため、軽装で西穂丸山まで足を運んでみることにしました。
登山道からは西穂高岳の姿もはっきりと見えており、朝の澄んだ空気の中で歩く時間はとても心地よく、気分も自然と上がります。

西穂丸山に到着して、しばし写真撮影。

昨日と似たような景色ではありましたが、それでも朝の光に照らされた山々はやはり美しく、しばらくその場で眺めを楽しみました。
ところが、ふと気づくと笠ヶ岳方面から白い雲が押し寄せ、あっという間に霧に包まれる展開に。
視界が悪くなってきたため、山荘まで慎重に下山することにしました。
山荘に戻るとちょうどタイミングを見計らったように雨が降り始め、私たちは各自テントに戻って朝食をとりながらゆっくりと過ごしました。
3-2 | 絶景に見送られて、名残惜しい
1時間ほどで雨が止み、空は再び明るくなってきたので、テントを撤収してロープウェイ乗り場まで下山開始。


下山道では青空が広がり、笠ヶ岳や焼岳の稜線もくっきりと見え、思わず足を止めて写真を撮りたくなるほどの絶景に出会えました。

無事に登山口へ戻った後は、周辺の見晴らしスポットで西穂高岳をバックに記念撮影。
最後まで景色に恵まれ、感動のうちに今回の登山を締めくくることができました。
4 | 下山後の立ち寄りスポット
4-1 |【疲れた身体を癒す温泉!】平湯の湯

平湯温泉郷にある無人浴場。
寸志で入浴できるリーズナブルな本格温泉です。
お風呂は「黄金の湯」と呼ばれれている鉄分を多く含む茶褐色の温泉でほんのりと硫黄の香りが漂う素晴らしい露天風呂でした。

隣の建物には無料の休憩スペースがあり、ゆったりとくつろぐことができます。

駐車場は約6台分あり、車を停めたすぐ隣には足湯があります。
座る場所が非常に細く少し入りにくいですが、お湯はとても良いので時間のある方はぜひお試しください。
4-2 | らーめん酒場やどり木

奥飛騨温泉郷・平湯温泉のバスターミナル近くにある平湯温泉で唯一のラーメン屋。

おすすめの一品は「牛スジラーメン」です
柔らかく煮込まれた牛すじがたっぷり入っていて口の中でとろけるような味わいでした。
醤油ベースのスープには牛すじの旨みがしっかり染み込んでおり、やや甘めの味付けが良いアクセントになっていて美味しかったです。
平湯温泉を訪れた際には、ぜひこの「牛スジラーメン」を試してみてください。
5 | 2日間の登山を振り返って|感想まとめ
今回の西穂高岳登山は天候に翻弄されながらも、山の魅力と自然の厳しさをたっぷりと感じた2日間でした。
1日目は仲間とともに笑いながら登り、テントを張って山荘ラーメンを味わい、夕方にはブロッケン現象という幻想的なご褒美まで…。

まさに「山のドラマ」を体感できた一日でした。
そして2日目は早朝の青空と静寂の中で西穂丸山へ。その後の霧や雨に驚かされつつも、下山時には焼岳や笠ヶ岳の大展望に包まれ、最後の最後まで自然の素晴らしさに心を打たれました。
天気が良い時の絶景、悪天候時の判断、仲間とのチームワーク、そして自分との対話――。
どれもが心に残る経験です。
「また登りたい」と素直に思える山、それが西穂高岳。
これから挑戦する方にも、ぜひこの魅力と気をつけたいポイントが届けばうれしいです。
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