宇治の歴史と風情を感じる旅:お茶のまち散策観光ガイド【京都】

宇治観光 投稿順
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皆さん、こんにちは!やまはちです。

京都府宇治市の歴史を訪ねる旅に岐阜県から日帰りで出かけました。

日常の喧騒を忘れて心が癒される時間を過ごすことができました。

散策順としては【宇治上神社→宇治神社→平等院→茶づな(お茶と宇治の歴史公園)】です。

宇治は古くから日本の歴史や文化が息づく場所で、その魅力に触れる旅はきっと心に残るものになるでしょう。

さあ、一歩踏み出して宇治の魅力を体感しましょう!

この記事はこんな方におすすめ
  • 宇治についての歴史や見どころを知りたい方
  • 宇治へ行ってみたい方、行く予定の方
  • 宇治歴史観光のモデルコースが知りたい方
  • 宇治のグルメを知りたい方




宇治上神社

宇治駅(京阪)から徒歩3分に位置する「タイムズ宇治橋東詰第3」に車を停め、最初に向かったのは世界遺産に登録されている「宇治上神社」でした。

この神社は、かつて莵道雅郎子が住んでいた離宮の跡地とも言われており、この地が「宇治」の起源であると考えられています。

宇治上神社

宇治上神社』の本殿は、なんと1060年頃に建てられた非常に古い建物で、国宝に指定されています。

驚くべきことに、日本国内で現存する神社建築の中で、最も古いものの一つです。

現在は覆い屋に囲まれ、その中に3つの本殿が収められています。

宇治上神社の神聖な雰囲気と歴史的な重みに圧倒されました。

この場所に立つことで、宇治の起源に触れると同時に、歴史の深さを感じることができました。

宇治神社

次に向かった先は開運や学問の神様としてのご利益がある「宇治神社」に行きました。

宇治上神社から徒歩3分程で到着!

宇治神社は平等院の地主神として祀られていた神社で、宇治上神社と摂社になっているとのと事です。
本殿の前には「みかえり兎」がいます。

この神社ではたくさんの兎を見ました。

昔は「宇治」という場所を「莵道」と書いていました。

「莵」は「兎」の古い字です。なぜなら、この神社のご祭神である「莵道稚郎子尊」の名前にも「莵道」が含まれています。

伝説によれば、莵道稚郎子尊が奈良から宇治に向かう途中で迷ったとき、1匹の兎が彼を先導しました。

その兎は、振り返りながら道を示し、宇治では兎が神の使いとして尊ばれています。

兎の姿が神話や地元の文化に深く根付いていることに感動しました。

宇治橋

宇治神社から宇治川にかかる朝霧橋を渡って10分ほどで到着するのが世界遺産でもある「平等院」です。

平等院

受付を終えて少し歩くと、赤を基調とした建物が目に入ってきます。

その赤と朱の中間の色合いが、厳かな雰囲気を醸し出していたのが印象的でした。

建物の上に立つ金色の鳳凰が際立って映えます。

この建物は「鳳凰堂」と名付けられ。その名の通り、鳳凰が翼を広げた姿に見えるんですよ。

ちなみに、現在屋根の上にいるのは2代目の鳳凰で、初代は平等院敷地内のミュージアム鳳翔館に安置されています。

実際にミュージアムに入って見てきたのですが、想像以上に大きくて驚きました!

遠くからでも明確に見えるほどの存在感ですから、間近で見るとさぞ迫力があることでしょう。

実は裏側から見る方が前から見るよりも近くで見えるので、ぜひおすすめしたいです。

その大きさと美しさに圧倒される一方で、歴史と伝統が息づく魅力的な建築物に感動しました。

歴史と文学の舞台として、訪れる価値があります。

↑平等院についての詳しい情報はこちらの記事を見てね!




中村藤吉本店 平等院店

歴史や文化を学んでいるうちに時間が経ち、気づけば11時も回っていましたので、食事をするために平等院を後にしました。

向かったのは「中村藤吉本店 平等院店」

この通りには抹茶のお店や京料理のお店が並んでおり、どれも魅力的で選ぶのが難しいほどです。

その中でも特に目を引くのがこちらのお店でした。

平日であるにも関わらず、ほぼ8割の席が埋まっており、意外なほどに混雑していました。

そのほとんどが外国人観光客で、休日にはさらに賑やかな様子になることでしょう。。

こちらで「宇治てん茶を楽しむ生茶蕎麦」をいただきました。

茶そば

抹茶の豊かな味わいと蕎麦の風味が絶妙にマッチしています。

手摘みのてん茶がたっぷりとトッピングされ、麺と絡むことで独特のリズム感が生まれます。

特製の「薄茶オイル」を加えることでさらに深みが増し、贅沢な味わいを楽しむことができました。抹茶の存在が際立つ生茶蕎麦、本当におすすめです。

住所:〒611-0021 京都府宇治市宇治蓮華5-1

電話:0774-22-9500

営業時間:10:00〜17:00(LO16:30)

定休日:不定休

駐車場:なし

HPはこちら

近くに本店があることを知り、中村藤吉本店限定の抹茶パフェがあるとの情報を得て、デザートを楽しみに訪れました。

中村藤吉本店

11時30分に到着したところ、お昼前でありながらも店内は満席で待ち時間がなんと150分もあるとは驚きですね!

平日であるにもかかわらず、その人気の高さに感心しました。

待ち時間は「茶づな(お茶と宇治の歴史公園)」へ行きました。

待ち時間である150分が過ぎて14時を過ぎた頃にようやく店内へ入ることができました。

注文したのはもちろん「まるとパフェ【抹茶】」

抹茶とクリームで中村藤吉の御紋「まると」を表現した代表作。

パフェ

ほうじ茶バージョンもあります。

様々な食感と味が調和した見事な抹茶スイーツが堪能できます。

住所:〒611-0021 京都府宇治市宇治壱番10

電話:0774-22-7800

営業時間:10:00〜17:30(LO16:30)

定休日:無休

駐車場:専用駐車場有り

HPはこちら

茶づな(お茶と宇治の歴史公園)

中村藤吉本店での入店まで時間があるので、茶づな(お茶と宇治の歴史公園)へ行きました。

中村藤吉本店から徒歩でだいたい20分程歩きました。

ここでは宇治茶の歴史や成り立ちについて学ぶことができます。

展示や映像を通して宇治の歴史を垣間見ることができるほか、茶摘みや抹茶づくりなどの体験プログラムも楽しめます。

これらの体験を通じて、宇治のまちや歴史、文化に触れることができ、宇治の魅力をより深く理解できる貴重な体験だと感じました。

茶づな(お茶と宇治の歴史公園)

館内にはお茶の形をしたユニークなソファーが並んでおり、ついつい興味をそそられて写真を撮ってしまいました。

茶づな(お茶と宇治の歴史公園)

訪れる人々に楽しい思い出を残してくれるでしょう。

住所:〒京都府宇治市菟道丸山203-1

電話:0774-24-2700

営業時間:9:00~17:00
(ミュージアムの最終入場時間は16:30)

定休日:なし

料金 : 交流館内ミュージアム
大人600円
小人(小・中学生)300円
幼児無料

駐車場:有料有り
(時間:8:00~23:00 料金:30分150円 最大料金800円)

HPはこちら

1日で多くのスポットを巡り、宇治を満喫できました。

この旅は3月末に行ったのですが、桜はまだこれからかな…という感じでした。

まだ宇治には行けていない観光スポットがあり、季節によって景色や雰囲気が変わるので、リベンジしたいと思います。

あと宇治市街から離れたところにある正受院にも行ってきました。詳しい話は一つの記事にまとめたので、ぜひご覧ください。

↑この記事も合わせて読んでみてください

ということで宇治での旅はこれにて終了となります。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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