皆さんこんにちは! やまはちです。
岐阜県美濃市にある「うだつの上がる町並み」に訪れたのでご紹介します。
また伝統の紙すきも体験してきました。
歴史と伝統が息づく町並みで知られ、訪れる人々を魅了します。
この記事ではうだつの上がる町並みの魅力や観光スポット、グルメなどを紹介し訪れる際の参考にしていただければと思います。
美濃市うだつの上がる町並みとは
美濃市は美濃和紙を基幹として栄えた商人の町で小倉山城の築城に合わせて造られた城下町「うだつの上がる町並み」が保存されています。
この町並みを造ったのは関ヶ原の戦いの際に徳川家康率いる東軍として参戦した戦国武将の金森長近公。
長近公は高山城を築き、現在の高山の町並みを作り上げた人物です。
「うだつ」とは屋根に貼り付ける小柱、防火壁で隣の家からの火が燃え移らないようにするためのものです。
この地域は丘の上に位置しているため、水の供給が難しく火災に対しては脆弱(ぜいじゃく)でした。
そのため、防火対策の一環として屋根に「うだつ」を設置するようになりました。
次第に「うだつ」の豪華さを競うようになっていったそうです。
ちなみに場所はここです。
駐車場
「うだつの上がる町並み」内に無人駐車場が数ヶ所あります。
今回は加治屋町市営駐車場に駐車しました。
こちらは協力金投入口。
加治屋町市営駐車場
住所:〒501-3726 岐阜県美濃市加治屋町1974
駐車台数:普通車10台程度
公衆トイレ:無し(周辺に有り)
駐車場利用協力金 :1回2時間まで100円
「うだつの上がる町並み」の周辺マップが駐車場に掲示されています。
見どころや観光スポット
美濃和紙あかりアート館
まず初めに訪れたのは「美濃和紙あかりアート館」。
こちらは和紙に包まれたあかりが展示されているミュージアムです。
1階に日本の伝統文化の復興と地域社会の活性化に功績のある団体を顕彰する「ティファニー財団賞」を受賞された時のトロフィーが飾られていました。
2階が「美濃和紙あかりアート展」を再現したミュージアムになっていました。
いろいろな種類のあかりがあってとても幻想的です。
どれも目を引く作品でしたが、その中でも感動した作品がこちらの「幸せの香り」です。
ダンボールに入っている桃の完成度が高くて感動しました。
皆さんも「うだつの上がる町並み」に訪れた際は美濃和紙あかりアート館へ寄ってみてください。
基本情報
美濃和紙あかりアート館
住所:〒501-3728 岐阜県美濃市本住町1901番地3
営業時間:4月〜9月 9:00~16:30
10月〜3月 9:00~16:00
休業日:火曜日、祝日の翌日、12月9日〜1月3日
料金:大人 200円
中学生以下無料
美濃和紙あかりアート館との共通券
大人 400円
美濃和紙あかりアート館・美濃和紙の里会館との共通券
大人 800円
旧今井家
江戸末期から昭和16年頃まで庄屋(納税や役所の事務)を務めてきた和紙問屋。
最も古いうだつ軒飾りの形式を残しており、市内最大級の間取りだそうです。
玄関だけでも縦長で広い。
明かり取り
明治時代の改築によって天井から空へ向けて切り取られたそうです。
天井からの高さが約3mある天窓。
案内人の方からおすすめの撮り方を教えてもらいました。
いかがでしょうか?
いい感じに映えていて良きです!
水琴窟
中庭には「日本の音風景100選」にも選ばれた日本で唯一の水琴窟があります。
地中に埋められた常滑焼のかめの中に水を落とすと美しい音色が聞こえてきます。
心が癒されました。
旧今井家
住所:〒501-3729 岐阜県美濃市泉町1883
営業時間:4月〜9月 9:00~16:30
10月〜3月 9:00~16:00
休業日:12月〜2月の火曜日(3月〜11月は無休)
祝日の翌日、12月9日〜1月3日
※火曜日が祝日の場合は翌日休館
料金:大人 300円
中学生以下無料
旧今井家との共通券
大人 400円
旧今井家・美濃和紙の里会館との共通券
大人 800円
グルメスポット
美濃町家 Mam’s
加治屋町市営駐車場近くにあるパン屋さん。
朝ごはんを食べず小腹が空いたので入ってみました。
米粉のパンやライスバーガーが売っていました。
店内はアットホームな感じで品数も多くどれも美味しそう。
こちらの「もっちー」を1種類ずつ購入しました。
店内で食べることができるとのことで席まで案内してくれました。
中庭へ案内され、なんともおしゃれな空間!
お水とお手拭きまで用意してもらい親切でした。
肝心のパンはというと、もちもちとした食感で美味しかったです。
有意義なひと時でした。
基本情報
住所:〒501-3701 岐阜県美濃市加治屋町1992番地1
営業時間:10:00〜18:00
休業日:日曜日、月曜日
電話番号:0575-35-0073
山水本店
店内は昭和館のある昔ながらのうどん屋さん。
12時を過ぎた頃にはほぼ満席で賑わっていました。
各種定食メニュー。
単品のメニュー。
僕は平日ランチを注文!
ハンバーグ定食に単品の麺類を選べるということで味噌煮込みにしました。
麺類にライス、メインのハンバーグ、各種惣菜、フルーツがついて1000円。
ボリュームがあり、味も美味しくて満足しました。
基本情報
住所:〒501-3728 岐阜県美濃市本住町1902番地2
営業時間:11:00〜15:00
17:00〜21:00
休業日:水曜日、第4木曜日
電話番号:0575-33-0358
山水本店のHPはこちら
HAPPA STAND MINO
築150年以上という古民家をリノベーションしたお店で「時代を超える粋なモノ」をコンセプトにお茶や器などの日本の伝統文化を発信しているお店。
店内は開放感があり、入るとお茶の香りがふわっとしてました。
落ち着いた空間!
こちらのお席でゆっくり休憩しました。
煎茶と豆腐のチョコレートを注文。
煎茶は飲みやすく、チョコレートはしっとりしていて美味しかったです。
何でもないひと時がとても幸せを感じます。
基本情報
その他周辺スポット
和紙の店「紙遊」
美濃和紙の紙文具で人気の「古川紙工」の直営店です。
築約70年の紙倉庫をそのまま店舗として使用しているそうです。
店内は色とりどりの美濃和紙や和紙雑貨が品数豊富に並んでいました。
こちらのレターセットを購入!
どの商品も見た目がよく迷いました。
基本情報
美濃和紙の里会館
美濃和紙についての長い歴史と伝統に触れることができる博物館です。
こちらの博物館は「うだつの上がる町並み」から車で15分位の所にありました。
詳しい場所はこちら。
少し離れた山の中にあるため、公共交通機関を利用する方にはアクセスが難しいかもしれません。
訪れる際には車での移動がおすすめです。
こちらの会館では紙すき体験ができるとのことで申し込みをしました。
体験時間が決められていたのでその時間が来るまで館内を見学しました。
「紙はうたう」という企画展が開催していたので見学。
こちらは2024年7月15日まで開催しています。
紙すきを応用した「和紙造形」を見ることができ、どれもデザインが良く楽しめました。
時間がきましたので紙すき体験会場へ向かいました。
こちらの道具を用います。
やり方はとても簡単で体験事態は10分くらい。
係員の補佐もあり、落ち着いて作業ができ自分好みの和紙を作ることが出来ました。
こちらが完成した和紙です。
美濃和紙の里会館
住所:〒501-3788 岐阜県美濃市蕨生1851−3
営業時間:9:00〜17:00
休業日:火曜日、祝日の翌日、12月9日〜1月3日
入館料:大人 500円
中学生以下無料
旧今井家・美濃和紙あかりアート館との共通券
大人 800円
紙すき体験:500円
美濃和紙の里会館のHPはこちら
まとめ
「うだつの上がる町並み」の魅力や観光スポット、地元のグルメなどをご紹介しました。
歴史好きなら存分に楽しめる、美濃市の豊かな歴史と文化をぜひ体感してみてください。
旅行計画が苦手な方でもこの記事を参考に、素敵な旅を満喫していただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント