【北八ヶ岳トレッキング】白駒池から高見石・中山・にゅうを周回!名物あげぱんを味わう絶景コース

登山記録
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登山はただ山頂を目指すだけでなく、道中で感じる自然の美しさや静寂に心癒されることも魅力ですよね。

今回は白駒池を起点に北八ヶ岳の「高見石・中山・にゅう」を巡るトレッキングコースをご紹介します。

苔むした森や美しい湖、そして山小屋グルメまで楽しめるこのコースは距離と難易度のバランスが良く、初心者にもおすすめ!

特に高見石小屋で味わう名物「あげぱん」は疲れた体に嬉しいご褒美です。

癒しと達成感を同時に味わえる北八ヶ岳のトレッキングにぜひ行ってみてはいかがでしょうか!

この記事では具体的なコースの見どころや注意点に加え、周辺の観光スポットも詳しくお伝えしますので、登山の計画や準備の参考にしていただければ嬉しいです。

この記事はこんな方におすすめ
  • 自然が好きで美しい苔の森を歩きたい方
  • 登山初心者で無理なく楽しめるコースを探している方
  • 山小屋での食事を楽しみたい方
  • 写真撮影が趣味でインスタ映えするスポットを探している方




高見石

白駒池から30分程の場所にある小ピーク。

標高は2,230m。

高見石は北八ヶ岳、随一の展望台として親しまれています。

山頂にある岩が高見石と呼ばれ、そこを登ると広大な原生林と白駒池の景色を見ることができます。

近くに通年営業の高見石小屋があり、ここを拠点に多くの登山者が季節を問わず訪れる場所。

高見石小屋は宿泊可能でキャンプ場もあり、テント泊もできます。

あげぱんが有名でこの名物を目当てに登る人もたくさんいます。

北八ヶ岳 高見石小屋の基本情報

トイレ:有り

軽食販売時間:10時頃~14時頃まで

定休日:毎週火、水曜日
    (月によって異なる)

北八ヶ岳 高見石小屋のHPはこちら

にゅう

白駒池と一緒に訪れる人が多い場所です。

標高は2,352m。

にゅうの山頂は広くはありませんが、晴れていれば360度のパノラマが楽しめます!

晴れていると富士山まで見渡せます。

登山初心者でも安心の登山道で日帰りも可能。

中山

にゅうからは1時間、高見石からは50分程の場所にあります。

山頂から5分程歩いたところに中山展望台という場所があり、北アルプスなど様々な景色を見ることができます。

白駒池

北八ヶ岳の広大な原生林の中に存在する白駒池は標高2,100m以上の湖としては日本最大級の天然湖。

周辺は苔の森としても有名です。

苔と木道

苔の絨毯(じゅうたん)を引き詰めたような幻想的な風景が広がっています。

白駒池は白駒荘の辺りがメインのエリア。

白駒荘

白駒荘では宿泊ができる他にカフェで食事を楽しむことができます。

白駒荘の基本情報

住所:〒384-1104 長野県南佐久郡小海町

トイレ:有り

営業時間: 10:00~15:30(カフェ)
      11:00~14:00(ランチ)

白駒荘のHPはこちら

白駒池を拠点に周回してきました。

白駒の池から高見石・中山・にゅうを周回 / ヤマハチさんの中山(長野県南佐久郡小海町)ニュウの活動データ | YAMAP / ヤマップ
高見石〜中山〜にゅう周回コース
ルート
  • 白駒池→高見石→中山→にゅう→白駒池

↑麦草ヒュッテを拠点にした周回コースの紹介はこちら

駐車場

白駒池入り口まではで行くことができます。

すぐ近くに有料駐車場があり、今回はそちらを利用しました。

普通車の場合、1日600円かかりますが白駒池に一番近い駐車場なのでおすすめです。

トイレ

こちらの駐車場はトイレもあり、約180台程停めることができます。

お土産屋

お土産屋さんもありました。




白駒の池入り口

2024年9月30日のトレッキング記録です。

駐車場でコミュニティメンバーと集合し、まずは高見石へ向かいました。

駐車場から道路を渡るとすぐに入り口があります。

良い雰囲気ですね

木道

白駒の池入り口から白駒池までは木道なのでとても歩きやすいです。

白駒池

10分程で白駒池に到着!

今日は曇り空の影響で、池のあたりには少し霧が立ちこめていました。

静けさが漂う雰囲気が良いですね!

高見石入り口

静寂な雰囲気を楽しんだ後、高見石へ行きました。

ここから登りの道になり、本格的な登山の始まりです。

今回のコースはぬかるみが多く、足元が不安定な場所がいくつかありました。

また前日の雨でが濡れていたので滑らないように特に注意が必要でした。

これから登られる方は足元に気を配りながら、一歩一歩慎重に進んでくださいね。

滑りやすい場所ではポールや靴のグリップを活用するのもおすすめです!

高見の森

しばらく進むと「高見の森」と書かれた看板がありました。

高見の森

周りは苔で覆われていて幻想的

今回の周回コースでは「〇〇の森」と書かれた看板が合計 4箇所ありました。

苔好きにはたまらない苔ゾーンですね。

個人的には「もののけの森」の苔ゾーンが一番幻想的で良かったと思います。

高見石小屋

白駒荘から約35分程で高見石小屋に到着!

待ちに待ったあげぱんとコケモモジュースを注文しました。

高見石小屋内

平日にもかかわらず人が多く、テラス席はすでに満席だったため、小屋の中で食事をとることにしました。

中は清潔感があり広々としていて、天井にはたくさんのランタンが吊り下げられていました。

もしここに泊まったら、きっと幻想的な雰囲気を楽しめるんだろうなと思います。

あげぱんとコケモモジュース

それではあげぱんをいただきます!

外はとサクサク、中はふんわり柔らかくて相変わらず絶品

何度でもまた味わいに来たくなる美味しさですね

食後は高見石の展望台に行きました。

高見石小屋の裏手から行けます。

体より大きな岩が積み重なっており、登り降りには注意しましょう!

高見石で記念撮影

上まで登り、記念撮影!

すごい眺めが良く白駒池が見えました。

風が強い時があるので帽子など飛ばされないように注意しましょう。

高見石からの景色を堪能後、中山へ行きました。

登山道

傾斜が緩やかですが大きな石や木が積み重なった登山道は歩くのに苦労しました。

オコジョの森

しばらく進むと「オコジョの森」と書かれた看板がありました。

オコジョがいないかと辺りを注意深く見渡しながら歩いてみましたが、残念ながら姿は見られませんでした。

まだ一度も見たことがないので出会ってみたいものです!

中山展望台

高見石からおよそ1時間ほどで開けた場所にある中山展望台に到着!

しかし、残念ながら雲がかかっていて景色はあまり見えず…。

中山山頂

そこからさらに約5分で中山山頂に到達しましたが山頂は木々に囲まれて視界が開けておらず、こちらも景色は楽しめませんでした。

登山道

中山山頂を後にし、いよいよ「にゅう」を目指します。

急な下り坂もあるので注意しましょう。

しばらく進むと「にゅう・白駒池」と「中山峠」の分岐がありました。

登山道

ここからの登山道は石や木の根っこが多く歩きにくい道でした。

にゅう

ある程度下ってくるとにゅうが見えてきました。

こうやってみるとカッコいいですね!

にゅう山頂

岩が積み重なった所を登り、にゅうの山頂に到着!

にゅうから白駒池までは下って行きます。

にゅうの森

しばらく進むと「にゅうの森」と書かれた看板を発見。

にゅうの森

こちらの苔ゾーンも幻想的で良いですね!

にゅうの森まで下ると、その先はしばらく平坦な道が続きます。

その後、湿原を通り白駒池に到着!

白駒池の周りは木道なので歩きやすいです。

もののけの森

木道を進んでいると「もののけの森」と書かれた看板がありました。

もののけの森

ここの苔ゾーンが一番幻想的で圧倒されました。

もののけの森」は白駒池有料駐車場から近くにあるのでハイキングでも十分に楽しめておすすめです。

青苔荘

もののけの森の次に青苔荘という山小屋に到着!

この山小屋ではテント泊が可能で駐車場からのアクセスも良く、テント泊初心者にもぴったりの場所です。

山小屋からは白駒池近くまで木道が続いているので行ってみました。

白駒池

青苔荘側から見る白駒池は水面が鏡のように山々を映し出していてとても美しい景色でした。

白駒池

思わずメンバーで記念撮影しました。

白駒の池入り口

記念撮影後は白駒池入り口まで帰ってきました。

にゅうから白駒池入り口まで約2時間位とゆっくりな下山。

お疲れ山です。

蓼科湖の湖畔にある道の駅内のアイスのお店。

お店の中の雰囲気も良く「フローズンヨーグルトはちみつがけ」を注文したのですがとても美味しかったです。

味は濃厚で湖を眺めながら頂くソフトクリームは格別。

御射鹿池

農業用のため池で農林水産省の「ため池百選」に選ばれています。

季節ごとに静寂の中に深みのある景色を観ることができる人気のスポット!

テレビCMで話題になりました。

長野県で唯一の「草津」と同じで源泉掛け流しの高温酸性温泉!

入浴料は700円で良心的(2024年9月30日現在)

内湯と露天風呂があり、肌はスベスベで体のから温まって良い温泉でした。

蓼科温泉 小斉の湯

白駒池を起点に高見石・中山・にゅうを巡る北八ヶ岳の周回トレッキングコースは初心者から経験者まで幅広く楽しめる魅力満載のルートです。

苔むした静かな森、鏡のような湖、そして時折見られる絶景スポットなど、自然の美しさを堪能できるだけでなく、途中の山小屋では名物「あげぱん」を味わう楽しみも!

自然の癒しと適度な達成感、美味しいご褒美を同時に味わえるこのコースは日々の疲れをリセットしたい方にもおすすめです。

次のトレッキング計画の候補にぜひ加えてみてください!

初心者の方はあげぱんを食べに行くだけでも良いと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

次回の記事もお楽しみに!

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