涸沢カールへテント泊登山:上高地からのアクセスと行き方ガイド

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こんにちは、やまはちです!

今年の夏も登山シーズンがやってきましたね。

今回は北アルプスの絶景スポット、涸沢カールへ2泊3日のテント泊登山をしました。

上高地からスタートして1日目は徳沢キャンプ場、2日目は涸沢カールで一晩を過ごしました。

登山の計画や準備、道中の見どころや楽しみ方についてご紹介しますのでこれから登山を始めようと思っている方や北アルプスに挑戦したい方はぜひ参考にしてみてください。

この記事はこんな方におすすめ
  • 初めて涸沢カールに挑戦する方
  • 上高地からのアクセスやルートが知りたい方
  • 登山計画を立てる際の参考にしたい方
  • 自然の中でリフレッシュしたい方
  • キャンプ場やテント泊に関する情報を知りたい方




涸沢カール

上高地のシンボルとも言える穂高連峰。涸沢カールはこの裏側にあります。

涸沢カールは氷河によって削り取られた穂高連峰の東側にある巨大な谷一帯を指します。

紅葉の名所としても有名で秋になると草木が真っ赤になり、彩りのある景色が魅力的。

コース
  • 上高地から涸沢カール
    総距離:約16km
    所要時間:約12時間(往復)

余程、健脚の人でない限り日帰りで往復してくることは難しいと思います。

時間はかかりますが登山道が整備されており、傾斜もそれ程きつくないので健康な方であれば誰でも行くことができます。

今回は2泊3日でのんびりと涸沢カールを目指しました。

涸沢カールを目指して2泊3日の登山 上高地からスタート / ヤマハチさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
コース(2泊3日)
ルート
  • 1日目:上高地バスターミナル→小梨平→徳沢キャンプ場
    所要時間:約2時間
    距離:約6.6km  
  • 2日目:徳沢キャンプ場→横尾山荘→涸沢ヒュッテ
    所要時間:約4時間40分
    距離:約9.0km  
  • 3日目:涸沢ヒュッテ→横尾山荘→徳沢キャンプ場→小梨平→上高地バスターミナル
    所要時間:約6時間40分
    距離:約16km  

水場:有り

トイレ:有り

料金:大人 1,500円
   小人 1,000円(小学生まで)
   ※3歳以下無料
   ※事前予約は不要

徳沢キャンプ場のHPはこちら

2件の山小屋、テント場があります。
  • 涸沢ヒュッテ
    定員180名、予約必要
  • テント場(涸沢ヒュッテ)
    予約不要で混雑時は約1,000張以上になることも!
    公式HPはこちら
  • 涸沢小屋
    定員100名、予約必要
    公式HPはこちら

水場:有り

トイレ:有り

受付時間:14時頃〜17時まで

料金:大人 2,000円
    こども 1,000円
   ※事前予約は不要
   ※テント持参のお客様、マット・コンパネ板をレンタルできます。(先着順)

上高地まではマイカー規制となっているため、長野側は「さわんど」、岐阜側は「あかんだな」で駐車することになります。

公共交通機関や直行バスで行く方法もありますが行き方が多く紹介しきれないいため省略させていただきます。

詳しくは上高地公式サイトをご確認ください。

市営の駐車場が4箇所あります。
  • 第一駐車場:104台
  • 第二駐車場:550台
          さわんど最大の駐車場、足湯あり
  • 第三駐車場:410台
         上高地へのシャトルバスの発着点のなるバスターミナル前にあり
  • 第四駐車場:140台

民間の駐車場が10ヶ所もあり、合計で約2,000台程停めることができます。

合計で850台停めることができます。

2023年8月28日〜30日の登山記録です。

上高地バスターミナル

上高地バスターミナルからスタート。

まずは河童橋まで歩きます。

河童橋

上高地バスターミナルから約5分で到着。

観光客も多くかなり賑わっていました。

上高地からの穂高の眺め

上高地からの穂高の眺めは良く、ついつい地元のクラフトビールを購入しちゃいました。

景色を堪能した後は河童橋を左手に進みます。

道はほとんど平で危険な道はないですが、平坦なので途中で飽きてきました・・。

たまには上りや下りがあると刺激になって歩くのも楽しいのかなと思いました。

明神

明神に到着!

猿が親子連れで歩いていました。

警戒する素振りがなく、なんかほっこりしました。

次に徳沢へ行きます。

1日目の天気

この日の天気は曇りで山頂が雲で隠れて見えず・・。

徳沢キャンプ場にてテント張り

徳沢に到着!

予約不要のテント場があり、こちらで1泊しました。

1日目の夕食

夕食は焼肉を食べました。

初日は贅沢ができるので豪華な食事!

2日目から本格的な登山になるので早めに就寝しました。

2日目の天気

2日目は朝から快晴で気持ちがが良く、登山日和となりました。

穂高の方も山全体が見れて良かったです。

朝食を済ませた後、横尾に向かいました。

横尾山荘手前の橋

横尾に到着!

山荘手前の大きな橋があったのでつい撮影。

橋を渡ってしばらく進むと本格的な登山道になってきました。

序盤は道幅は狭くなってきましたが平坦な道が多いので歩きやすいです。

途中から登りがやってきました。

ある程度、登ると屏風岩が見えました。

岩はものすごく大きくて迫力があります。

本谷橋

本谷橋に到着!

川沿いでたくさんの人が休憩していました。

ここから本格的な登山道で500m位登って行きます。

急登もあり、今回のコースで一番きついと感じました。

開けた場所

登りきるとあたりが開けた場所にやって来ました。

きつい急登を登った後のこの景色は疲れを忘れてしまうくらい感動。

しばらく進むと森の道から岩の道に変わってきました。

ここまでくるとだいぶ疲れが溜まってきて、休憩をこまめに取りつつ登りました。

涸沢ヒュッテ

しんどいながらも、なんとか涸沢ヒュッテに到着!

キャンプ場

ここから少し下りるとキャンプ場があります。

到着した時間は11時30分位でテントを張れるスペースはたくさんありました。

テント場は広いのですが平らな場所を探すのに苦労・・。

キャンプ場でテントを張る

何はともあれ、板も借りることができて無事にテントも張れました。

涸沢ヒュッテのテラスでお昼ご飯を食べてゆっくりした後、疲労もピークに達していたので夕方まで寝ちゃいました・・。

寝た後は周辺を散策!

涸沢小屋からの景色

涸沢小屋からの景色も良かったです。

明日はモルゲンロート(山に朝日が当たって赤く染まること)を見るために20時には就寝しました。

朝の5時くらいに起床。

あたりがまだ薄暗い中、涸沢ヒュッテに行くとすでにモルゲンロートを見ようとテラス付近で待っている人がたくさんいました。

自分もこの場所で見ることにしました。

日の出の涸沢カール

しばらくすると、朝日が穂高連峰に当たり始めて赤く染まってきました。

普段見ることのできない神秘的な光景はなんとも言えない程に美しかったです。

まさに絶景!

日の出の涸沢カール

記念撮影もしました。

下山

さて朝食を終えて下山します。

3日目も2日目と同様に天気が良く清々しい気持ちでの下山となりましたが、上高地バスターミナルまでの15kmは長い道のりなので油断は禁物です。

コーヒーソフト

徳沢に到着し、名物の「コーヒーソフト」を食べました。

疲れた体に染み渡る〜、めちゃくちゃ美味しかったです。

あと上高地バスターミナルまで2時間位なのでがんばります。

チーズケーキとアップルケーキ

河童橋まで戻ってきました。

バスの時間まで少しあるので、五千尺ホテルにて休憩することにしました。

レアチーズケーキ」と「アップルケーキ」を注文。

ケーキは大きめで途中で飽きないか心配でしたが甘すぎず、とても美味しかったです。

また比較的ゆったり過ごすことができて優雅な時間になりました。

従業員の方々も丁寧な接客でさすが五千尺ホテルのカフェです。

お疲れ山です。

今回の涸沢カールへの2泊3日の登山は、自然の美しさと達成感を味わうことができました。

特に初心者の方にとっても、計画的に進めれば安心して楽しむことができます。

登山の準備や注意点をしっかり押さえて、安全で楽しい登山を心がけましょう。

また徳沢キャンプ場や涸沢カールでのテント泊は山の中での特別な体験を提供してくれます。

自然と一体になる感覚を味わいながら登山の魅力を存分に堪能してください。

次回の登山計画も楽しみにしながら、これからも安全で楽しい登山ライフを送りましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ぜひ別の記事も見ていってください。

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