こんにちは、やまはちです!
今回は北アルプスの絶景スポット、涸沢カールへ2泊3日のテント泊登山をしました。
上高地からスタートして1日目は徳沢キャンプ場、2日目は涸沢カールで一晩を過ごしました。
この記事では上高地から涸沢までの道中の見どころや楽しみ方について実際の体験を含めてご紹介します。
これから登山を始めようと思っている方や北アルプスに挑戦したい方はぜひ参考にしてみてください。
登山を安全に楽しむためにはしっかりとした登山装備が欠かせません。
登山計画の立て方やおすすめの登山ギアについてまとめたページを作ったので以下のリンクをクリックして読んでみてくださいね。
>>【初心者必見】登山計画の立て方とおすすめギア!必須アイテムを揃えて安全な山行を
特に初心者の方には山の選定やルート確認、持ち物リストの作成など、準備すべきステップがたくさんあります。
この記事を参考にして、安全で楽しい山行を楽しんでくださいね!
1 | 涸沢カールの見どころ
上高地のシンボルとも言える穂高連峰。涸沢カールはこの裏側にあります。
涸沢カールは氷河によって削り取られた穂高連峰の東側にある巨大な谷一帯を指します。
紅葉の名所としても有名で秋になると草木が真っ赤になり、彩りのある景色が魅力的。
以下に涸沢カールの基本情報をまとめました。
- 所在地:長野県松本市安曇
- 標高:約2,300m
- 山域:北アルプス(飛騨山脈)
- 主な周辺山峰:
奥穂高岳(おくほたかだけ): 3,190m
北穂高岳(きたほたかだけ): 3,106m
涸沢岳(からさわだけ): 3,110m
1-1 |【絶景スポット!】モルゲンロート
登山者や自然愛好家にとって感動的な瞬間です。
「モルゲンロート」とはドイツ語で「朝焼け」を意味し、日の出直後に山々が赤く染まる現象を指します。
涸沢カールは日本でも屈指のモルゲンロートの名所で、その美しさは一生の思い出になること間違いなし!
実際に行ってその体験を味わってみてください。
2 | 涸沢カールへのの行き方とアクセス情報
余程、健脚の人でない限り日帰りで往復してくることは難しいと思います。
時間はかかりますが登山道が整備されており、傾斜もそれ程きつくないので健康な方であれば誰でも行くことができます。
2-1 | 涸沢までの王道コース (所要時間:11時間)
涸沢カールを目指して2泊3日の登山 上高地からスタート / ヤマハチさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
合計所要時間:約11時間(休憩時間含まず)
合計距離:約31.7km
今回は2泊3日でのんびりと涸沢カールを目指しました。
2-2 | 涸沢までのおすすめ宿泊情報
徳沢園 テント場情報
住所:〒390-1516 長野県松本市安曇上高地4468
水場:有り
トイレ:有り
料金:大人 1,500円
小人 1,000円(小学生まで)
※3歳以下無料
※事前予約は不要
徳沢キャンプ場の詳細を知りたい方はこちらから今すぐチェック。
事前準備や予約をしっかり行って、快適なキャンプを楽しみましょう!
公式HPはこちら
テント伯にご興味のある方は魅力と注意点をまとめたページを作ったので以下のリンクをクリックして読んでみてくださいね。
\テント泊の魅力はこちらを参考にしてください!/
>>>夏山登山はテント泊がおすすめ:魅力と注意点
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涸沢カールの宿泊について
涸沢野営場の情報
住所:〒390-1520 長野県松本市安曇
水場:有り
トイレ:有り
受付時間:14時頃〜17時まで
料金:大人 2,000円
こども 1,000円
※事前予約は不要
※テント持参のお客様、マット・コンパネ板をレンタルできます。(先着順)
2-3 | 上高地までの行き方について
上高地まではマイカー規制となっているため、長野側は「さわんど」、岐阜側は「あかんだな」で駐車することになります。
公共交通機関や直行バスで行く方法もありますが行き方が多く紹介しきれないいため省略させていただきます。
上高地までのアクセス情報はこちらで簡単に確認できますので公共交通機関や直行バスの最新情報も合わせてご覧ください!
さわんど駐車場
民間の駐車場が10ヶ所もあり、合計で約2,000台程停めることができます。
あかんだな駐車場
合計で850台停めることができます。
3 | 涸沢カール:登山記録
2023年8月28日〜30日の登山記録です。
3-1 |1日目:上高地から徳沢キャンプ場へ
上高地バスターミナルからスタート!
まずは河童橋まで歩きます。
上高地バスターミナルから約5分で到着。
観光客も多くかなり賑わっていました。
上高地からの穂高の眺めは良く、ついつい地元のクラフトビールを購入しちゃいました。
景色を堪能した後は河童橋を左手に進みます。
道はほとんど平で危険な道はないですが、平坦なので途中で飽きてきました・・。
たまには上りや下りがあると刺激になって歩くのも楽しいのかなと思いました。
明神に到着!猿が親子連れで歩いていました。
警戒する素振りがなく、なんかほっこりしました。
次に徳沢へ行きます。
この日の天気は曇りで山頂が雲で隠れて見えず・・。
徳沢に到着!
予約不要のテント場があり、こちらで1泊しました。
夕食は焼肉を食べました。
初日は贅沢ができるので豪華な食事!
2日目から本格的な登山になるので早めに就寝しました。
3-2 | 2日目:涸沢カールへ
2日目は朝から快晴で気持ちがが良く、登山日和となりました。
穂高の方も山全体が見れて良かったです。
朝食を済ませた後、横尾に向かいました。
横尾に到着!
山荘手前の大きな橋があったのでつい撮影。
橋を渡ってしばらく進むと本格的な登山道になってきました。
序盤は道幅は狭くなってきましたが平坦な道が多いので歩きやすいです。
途中から登りがやってきました。
ある程度、登ると屏風岩が見えました。
岩はものすごく大きくて迫力があります。
本谷橋に到着!
川沿いでたくさんの人が休憩していました。
ここから本格的な登山道で500m位登って行きます。
急登もあり、今回のコースで一番きついと感じました。
登りきるとあたりが開けた場所にやって来ました。
きつい急登を登った後のこの景色は疲れを忘れてしまうくらい感動。
しばらく進むと森の道から岩の道に変わってきました。
ここまでくるとだいぶ疲れが溜まってきて、休憩をこまめに取りつつ登りました。
しんどいながらも、なんとか涸沢ヒュッテに到着!
ここから少し下りるとキャンプ場があります。
到着した時間は11時30分位でテントを張れるスペースはたくさんありました。
テント場は広いのですが平らな場所を探すのに苦労・・。
何はともあれ、板も借りることができて無事にテントも張れました。
涸沢ヒュッテのテラスでお昼ご飯を食べてゆっくりした後、疲労もピークに達していたので夕方まで寝ちゃいました・・。
寝た後は周辺を散策!
涸沢小屋からの景色も良かったです。
明日はモルゲンロート(山に朝日が当たって赤く染まること)を見るために20時には就寝しました。
3-3 | 3日目:上高地へ帰還
朝の5時くらいに起床。
あたりがまだ薄暗い中、涸沢ヒュッテに行くとすでにモルゲンロートを見ようとテラス付近で待っている人がたくさんいました。
自分もこの場所で見ることにしました。
しばらくすると、朝日が穂高連峰に当たり始めて赤く染まってきました。
普段見ることのできない神秘的な光景はなんとも言えない程に美しかったです。
まさに絶景!
記念撮影もしました。
さて朝食を終えて下山します。
3日目も2日目と同様に天気が良く清々しい気持ちでの下山となりましたが、上高地バスターミナルまでの15kmは長い道のりなので油断は禁物です。
徳沢に到着し、名物の「コーヒーソフト」を食べました。
疲れた体に染み渡る〜、めちゃくちゃ美味しかったです。
あと上高地バスターミナルまで2時間位なのでがんばります。
五千尺ホテル(スイーツカフェ&バー)
河童橋まで戻ってきました。
バスの時間まで少しあるので、五千尺ホテルにて休憩することにしました。
「レアチーズケーキ」と「アップルケーキ」を注文。
ケーキは大きめで途中で飽きないか心配でしたが甘すぎず、とても美味しかったです。
また比較的ゆったり過ごすことができて優雅な時間になりました。
従業員の方々も丁寧な接客でさすが五千尺ホテルのカフェです。
お疲れ山です。
4 | 涸沢カール:テント泊登山を終えて
今回の涸沢カールへの2泊3日の登山は自然の美しさと達成感を味わうことができました。
特に初心者の方にとっても計画的に進めれば安心して楽しむことができます。
登山の準備や注意点をしっかり押さえて、安全で楽しい登山を心がけましょう。
自然と一体になる感覚を味わいながら登山の魅力を存分に堪能してください。
次回の登山計画も楽しみにしながら、これからも安全で楽しい登山ライフを送りましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
長野県の他の登山記録も紹介していますのでこちらも読んでみてださいね。
>>長野県の登山記録はこちら
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