やまはち皆さんこんにちは、やまはちです!
今回挑戦したのは唐松岳へ1泊2日のテント泊登山。
夕日や朝日、雲海に浮かぶ山々、さらに山頂では神秘的なブロッケン現象まで体験することができました。
まさに大自然の移ろいを全身で感じながら心も身体もリフレッシュできる贅沢な時間です。
体力に自信がない方でも少しの準備で安心して楽しめるポイントをまとめていますので初めての方にもおすすめです。
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- 初めて唐松岳に挑戦する方
- 唐松岳のアクセスやルートが知りたい方
- 登山計画を立てる際の参考にしたい方
- 自然の中でリフレッシュしたい方
- テント泊登山に興味のある方
- 駐車場、アクセスなど基本情報を知りたい方
唐松岳テント泊で見られる絶景スポット&登山の魅力


唐松岳は北アルプスの後立山連峰に属する山で八方池や白馬三山、五竜岳など広大な景色を眺めることができるのにも関わらずゴンドラを利用すれば4時間程で登頂できます。
難易度高めの後立山連峰の中では比較的登りやすい山。



山頂からは白馬三山や剣城岳、立山、五竜岳、鹿島槍ヶ岳、南アルプスの北岳や富士山まで見渡せます!
- 標高:2,696メートル
- 所在地:長野県と富山県の県境
- 山域:北アルプス(飛騨山脈)
唐松岳では1泊2日のテント泊をすることで日帰り登山では味わえない絶景や時間帯の景色を体験できます。
特に印象的だったのは以下のような自然の表情です。
白馬三山


登山道の途中や八方池に映る姿はまさに圧巻。特に朝の逆光では幻想的です。
雲海


早朝に目を覚ますと、眼下に広がる雲海と山々が織りなす大パノラマが広がります。
夕日・朝日


テント場からの夕焼け、山頂からの朝焼けは時間を忘れる美しさです。
ブロッケン現象


山頂で出会えたブロッケン現象は登山人生で一度は見たい現象の一つ。偶然の出会いに感動しました。
テント泊は自然との時間の共有を味わえる贅沢な体験です。
初心者向け・唐松岳テント泊1泊2日コースと宿泊情報
唐松岳テント泊コース詳細|1泊2日で歩く絶景ルート
唐松岳のテント泊登山は以下のようなスケジュールで進みました。
唐松岳へ一泊二日の登山 / ヤマハチさんの唐松岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ
- 1日目:八方池山荘 → 八方池 → 扇雪渓 → 丸山ケルン → 唐松岳頂上山荘(テント場)
所要時間:約4時間
距離:約4.4km - 2日目:唐松岳頂上山荘 → 山頂往復 → 八方池山荘へ下山
所要時間:約2時間
体力に自信がない方でも、ゴンドラを使うことで標高を稼げるため、比較的安心して挑戦できます。



八方池山荘からスタートしました!
合計所要時間:約6時間(休憩時間含まず)
合計距離:約8.2km
唐松岳テント泊:頂上山荘テント場の詳細情報





宿泊したのは唐松岳頂上山荘のテント場です。
【基本情報】
・場所:山荘の少し下に位置(徒歩約15分)
・標高:約2,600m
・トイレ:あり(山荘まで移動が必要)
・水場:なし(山荘で購入 or 持参)
【料金】
・1人:2,000円 / テント1張:2,000円
・予約なしの場合は追加で1,000円かかります
【印象】
五竜岳が見渡せる絶好のロケーション。トイレまでの移動は大変ですが、その分景色は最高でした。
住所:〒399-9301 長野県白馬村宇奈月町黒部字黒部奥山 黒部奥山国有林36イ林小班
唐松岳頂上山荘HPはこちら
唐松岳でのテント泊で気をつけたいポイント(天気・トイレ・マナー)
- 午後からガスが発生しやすいため、景色を見るなら早朝がベスト
- テント場は山荘から下った位置にあり、トイレ利用は一苦労(ヘッドライト推奨)
- 強風の日はテントの固定が甘いと危険
- 静かな山の夜を守るため、大声や音楽などは避けましょう
唐松岳テント泊のためのアクセス&駐車場ガイド
唐松岳テント泊の拠点|おすすめ駐車場ガイド





今回は八方尾根に徒歩5分と近い「あんじゃね駐車場」を利用しました。
・料金:1日 1,000円
・徒歩約5分でリフト乗り場
・トイレ:なし
・住所:〒399-9301 長野県北安曇郡白馬村北城4629−1
その他、白馬八方尾根周辺には無料駐車場も複数ありますが、繁忙期は満車になるため、早めの到着をおすすめします。
唐松岳テント泊の始点|八方池山荘までのゴンドラ情報


唐松岳の登山はゴンドラとリフトを3つ乗り継いで八方池山荘からスタートします。
- ゴンドラ「アダム」
- アルペンクワッドリフト
- グラートクワッドリフト
ゴンドラリフト、アダムアルペンクワットリフト、グラードクワットリフトと3つのリフトを乗り継ぐ事で1,830mの八方池山荘に辿り着くことができます。
・料金:大人 方道 1800円
往復 3200円。
・トイレ:有り
・住所:〒399-9301 長野県北安曇郡白馬村北城4258
チケットは事前にオンライン購入も可能。混雑時は早朝利用がおすすめです。
唐松岳テント泊の装備チェックリスト|初心者向け持ち物ガイド
唐松岳でのテント泊登山は標高が高く気温の変化も大きいため、しっかりとした装備が必要です。
装備チェックリスト表(必須・推奨・初心者向け)
| カテゴリ | 装備 | チェックポイント |
|---|---|---|
| テント泊装備 | テント(山岳用) | 強風対策できるもの/一人用軽量モデルが便利 |
| 〃 | グランドシート | テント底の破損防止・断熱効果 |
| 〃 | マット(断熱マット推奨) | 地面の冷気を遮断/クローズドセル型が安心 |
| 〃 | シュラフ(3シーズン対応) | 夏でも朝晩は5℃前後まで冷えることも |
| 衣類 | ダウンジャケット・レインウェア | 防寒&雨対策/晴れでも必要 |
| 〃 | 速乾性インナー・中間着(フリース等) | 汗冷え防止・レイヤリングが重要 |
| 〃 | 登山靴・厚手の靴下 | 足場が悪い箇所が多く滑りやすい |
| 調理・食料 | ガスバーナー・コッヘル・ライター | 軽量&耐風タイプがおすすめ |
| 〃 | 行動食・水(3L以上) | テント場に水場がないため多めに持参 |
| 安全・必需品 | ヘッドライト・モバイルバッテリー | 夜間の移動&スマホ使用の備えに |
| 〃 | 地図アプリ・紙地図 | YAMAP等と予備の紙地図もあると安心 |
| 〃 | ファーストエイド・絆創膏 | 足の豆や捻挫対策も忘れずに |
| その他 | トレッキングポール | 下山時に膝の負担を軽減 |
| 〃 | ゴミ袋(ジップロック推奨) | ゴミはすべて持ち帰るのが登山のマナー |
※夏でも唐松岳の夜は冷え込みます。特にシュラフとマットは軽視されがちですが、快適さ・安全性を左右する装備です。
実際に持っていった装備や使って良かったものについては体験記でも紹介しています。
唐松岳テント泊のベストシーズンと天候の注意点
唐松岳テント泊を安全かつ快適に楽しむには季節と天候の把握がとても重要です。
ベストシーズン
【おすすめ時期】
7月中旬〜9月中旬
この期間は残雪が消えてルートが安定し、高山植物やブロッケン現象なども楽しめる絶好の季節です。
【理由】
・残雪が消え、軽装でも登山しやすい
・早朝の雲海・夕焼けが綺麗
・テン場も営業期間中で整備が整っている
注意すべき気象条件
【6月】
・残雪多く、アイゼン・ピッケルが必要な場合も
・初心者には不向き
【10月以降】
・朝晩の冷え込みが厳しくなる
・初雪や凍結のリスクあり(特に下旬)
【共通の注意点】
・午後からガスが発生しやすい
・強風時はテント設営・行動に注意
・ブロッケン現象が見えるのは朝 or 夕+霧+逆光という条件が揃ったとき
コースやアクセス情報を確認した後は装備の最終チェックをお忘れなく!



忘れ物がないか不安…。



初心者だけど何を持って行けばいいか分からない。



そんな方のために登山前に読むべきチェックリストを作成しました。
初心者にこそ読んでほしい失敗しない登山準備のコツが分かる記事はこちら!
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1泊2日 唐松岳テント泊 登山体験記【写真付き】



ここからは、実際に1泊2日で唐松岳テント泊登山をした体験記をご紹介します。
登山スタートから山頂、テント泊、下山まで、写真と共に臨場感のある流れでお届けします。
【1日目】 八方池山荘〜唐松岳頂上山荘(テント場)まで
早朝、白馬八方のゴンドラ乗り場へ。
平日にもかかわらず、登山者が次々と集まっていました。
ゴンドラ「アダム」、アルペンクワッド、グラートクワッドを乗り継ぎ、八方池山荘に到着。
ここから標高2,060mの世界が始まります。
【八方池】


登山開始から1時間ほどで、静けさに包まれた八方池へ。
風が止まった一瞬、白馬三山が水面に映る「逆さ白馬三山」が現れ、息を飲む美しさでした。
「これを見に来てよかった」と心から思える景色でした。
【扇雪渓〜丸山ケルン】


さらに進む登山道脇に残雪が現れ、空気がひんやり。
扇雪渓では雪の冷気に包まれながら、しっかりと踏みしめて通過。
丸山ケルンでは一気に視界が開け、遠くに五竜岳の雄姿が見えました。
【唐松岳頂上山荘・テント場】


13時過ぎに唐松岳頂上山荘に到着。受付を済ませ、少し下ったテント場へ。
五竜岳を正面に望む特等席にテントを設営。風が少し強く、ペグを深く打ち込みました。
【夕方の景色と過ごし方】


テントで軽食を取りながら、稜線に沈む夕日を眺める贅沢な時間。
空がオレンジに染まり、やがて深い青へと変わっていく。
夜になると周囲の灯りが消え、空には満点の星。
テントの入口を開けながら寝転び、空を見上げる時間はまるで映画のワンシーンのようでした。
【2日目】ガスの合間を縫って唐松岳山頂へ、そして下山
翌朝、テント場から見上げた唐松岳山頂はガスに包まれていました。
「今日は登れないかもしれない」
正直、そんな不安が頭をよぎります。
しかし、しばらく様子を見ていると時折ガスが切れて山頂のシルエットが姿を現しました。
その瞬間、「今なら行けるかもしれない」と判断。
重い荷物は唐松岳頂上山荘に置き、身軽な状態で山頂を目指すことにしました。
最後に階段を登りきった先にご褒美が待っていました。
唐松岳山頂|ガスの向こうに広がる360°の絶景


坂のきつさに息を切らしながらもついに唐松岳山頂に到着。
ゴツゴツとした岩が広がる山頂ですがガスが一瞬晴れたその先には、360°の大展望が待っていました。
写真を撮ってもらいながら、思わず「来てよかった」と実感。
突然現れたブロッケン現象


山頂で景色を眺めていると誰かが「ブロッケン!」と声を上げ、指を差しました。
その方向を見ると霧の中に差し込む太陽の光によって自分の影を囲むように光の輪が現れていました。
まさにブロッケン現象。
一瞬の出来事でしたがあまりに幻想的で夢中になって何枚も写真を撮ってしまいました。
雲海と白馬三山、名残惜しい下山


反対側に目を向けると雲が流れ込み、雲海と白馬三山が織りなす絶景が広がっていました。
刻々と表情を変える景色をしばらく堪能したあと、名残惜しさを感じつつ、同じルートで山荘へ下山しました。
下山|花に癒されながら八方池山荘へ


朝食を済ませた後、八方池山荘を目指して下山開始。
行きは登ることに必死でしたが、帰りは足元に咲く高山植物を楽しむ余裕も出てきました。
八方尾根はまさに高山植物の宝庫。
色とりどりの花が登山道を彩ってくれます。
帰りも木道コースを利用。
眺望がよく、歩きやすいため、下山でも安心して歩けました。
八方池山荘近くのリフト乗り場に到着し、無事に1泊2日の唐松岳テント泊登山が終了。
唐松岳テント泊の感想と次に向けてのアドバイス
今回の唐松岳テント泊は、「初めてのテント泊」「憧れの山」「まさかのブロッケン現象」という3つのキーワードが詰まった、まさに忘れられない登山体験となりました。
標高2,600mを超える場所で夜を過ごすことに不安もありましたが、実際にはしっかり準備すれば初心者でも楽しめる、安全で感動の多い山行です。
感想①:テント泊のハードルは思ったより高くない
テント泊というと「重そう」「寒そう」「大変そう」というイメージがありましたが唐松岳ではゴンドラで標高を稼げるため、1泊2日でも体力的に無理のない行程でした。



重さは正直感じましたが、それ以上の感動を味わえるという「テント泊ならではの特別な時間」はそれだけの価値があると感じました。
感想②:まさかのブロッケン現象に感動!
正直、見られるとは思っていなかったブロッケン現象。
それが山頂でしかもガスがかかった直後という絶妙なタイミングで見られたのは運が良かっただけでなく、早朝にチャレンジした決断のおかげだったと思います。
「見えないかも」と思っていたけど「見えたらラッキー」と思って行動したからこそ得られた体験でした。
初心者向けアドバイス
はじめて唐松岳でテント泊をする方に向けて、体験からのアドバイスをいくつか共有します。
① 荷物は「軽さ」より「安心感」重視
- 軽量化も大事ですが、防寒・寝具は削らない方が快適です
- 特にマット・シュラフ・防寒着は「思ったより寒い」を想定して準備しましょう
② 天気は「全体」より「タイミング」が大事
- 1日中快晴じゃなくても、一瞬の晴れ間が絶景につながることも
- ガスがあるからこそブロッケン現象が見える、ということもあります
③ トイレ・水場の位置は要チェック
- テント場からトイレまでの距離は地味にキツイ
- 夜中に行く場合はヘッドライト必須、水は多めに持参をおすすめします
次に挑戦したいこと



今回の唐松岳テント泊を通じて、もっといろんな山でテント泊をしたいと感じました。
次は、唐松岳から縦走して五竜岳、あるいは燕岳や涸沢カールなど、よりダイナミックな山行に挑戦してみたいと思っています。
唐松岳はテント泊デビューにもぴったりな山です。
この記事がこれから登る方の参考になれば嬉しいです。
唐松岳登山後の立ち寄りスポット
そば神白馬店


白馬駅から徒歩5分にあるお蕎麦屋さん。


天ざるそばをいただきました。
上手に天ぷらを揚げられていて美味しく、季節のお野菜や山菜が入っていて季節を感じられます。
お蕎麦もコシがあり、とても美味しかったです。
〒399-9301 長野県北安曇郡白馬村北城 白馬町2126‐2
白馬八方温泉 みみずくの湯


登山後に立ち寄りたい温泉施設です。
日本屈指の強アルカリ性温泉でぬるぬるしたお湯は湯当たりしにくく、お肌がすべすべになります。



露天風呂から見える白馬三山の景色が最高でした!
〒399-9301 長野県北安曇郡白馬村北城八方口5480−1
よくある質問(FAQ)
- 唐松岳でテント泊するには予約が必要ですか?
-
はい、基本的に唐松岳頂上山荘のテント場は予約が必要です。
自分は事前に山荘のWebサイトからオンライン予約をして利用しました。
予約なしでも利用はできますが、その場合は1張あたり1,000円の追加料金がかかります。
※混雑時は場所確保の意味でも予約推奨です。 - 初心者でも唐松岳でテント泊はできますか?
-
はい、私自身が初心者でしたが、しっかり準備すれば問題なく楽しめました。
ゴンドラ&リフトで標高を一気に稼げるため、登山初心者でも体力的に安心です。
不安だったテント泊も、実際は静かで感動的な時間になりました。
ポイントは防寒対策と装備のチェックリスト化です! - 唐松岳テント泊のベストシーズンはいつですか?
-
私が登ったのは8月中旬で、ちょうどベストなシーズンでした。
7月中旬〜9月中旬が最もおすすめです。
この時期は雪も溶け、花が咲き、ブロッケン現象や雲海も狙えます。
ただし、朝晩は5℃前後まで冷えるため、シュラフと防寒着は必須です。 - テント場にトイレや水場はありますか?
-
はい、テント場に直接トイレはありませんが、山荘のトイレが利用可能です。
実際にはテント場から山荘まで10〜15分ほど登り返す必要があり、特に夜間の利用はちょっと大変でした。
ヘッドライト必携です。
また、水場はないので、水は山荘で購入 or 持参が必要になります(自分は3L持参)。
唐松岳:テント泊登山を終えて



今回は1泊2日のテント泊で唐松岳に挑戦してきました。
様々な景色の移り変わりを堪能しながら心身ともにリフレッシュすることができました。
これからも登山を始めたい方やテント泊に挑戦したい方にとって、参考になる内容をたくさんご紹介していきますので登山計画の参考にしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。





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