唐松岳登山ルート攻略:1泊2日のテント泊で絶景を楽しむ

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今回は1泊2日のテント泊で唐松岳に挑戦しました。

夕日や朝日、雲海や山頂でのブロッケン現象など、様々な景色の移り変わりを堪能しながら、心も身体もリフレッシュすることができました。

このブログでは初心者でも無理なく楽しめるテント泊登山の魅力や、登山中の素晴らしい体験をシェアしています。

自然の中でのんびりと過ごし、心身ともにリフレッシュするためのヒントが満載です。

あなたも一緒に自然の中で特別な時間を過ごしてみませんか?

これから登山を始めたい方やテント泊に挑戦したい方にとって参考になる内容です。

この記事はこんな方におすすめ
  • 初めて唐松岳に挑戦する方
  • 唐松岳のアクセスやルートが知りたい方
  • 登山計画を立てる際の参考にしたい方
  • 自然の中でリフレッシュしたい方
  • テント泊登山に興味のある方




唐松岳

唐松岳は北アルプスの後立山連峰に属する山で八方池白馬三山五竜岳など広大な景色を眺めることができるのにも関わらずゴンドラを利用すれば4時間程で登頂できます。

難易度高めの後立山連峰の中では比較的登りやすい山。

山頂からは白馬三山剣城岳立山五竜岳鹿島槍ヶ岳南アルプスの北岳富士山まで見渡せます。

八方池

湖面に白馬三山を鏡のように映す神秘的な池は白馬を代表する絶景の一つ。

八方池山荘から約1時間程で登山に自信がない方でも比較的に容易に辿りつけます。

唐松岳へ一泊二日の登山 / ヤマハチさんの唐松岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ
コース(1泊2日)
ルート
  • 1日目:八方池山荘→八方山→八方池→扇雪渓→唐松岳頂上山荘
    所要時間:約4時間
    距離:約4.4km  
  • 2日目:頂上山荘→唐松岳山頂
        その後、八方池山荘へ下山
唐松岳頂上山荘

トイレ:有り

予約:必要
   ※予約なしでご利用の場合、 1張りにつき1 ,000円を加算

料金:テント1張り… 2,000円  
   お一人………2,000円

唐松岳頂上山荘HPはこちら

駐車場

八方尾根周辺には多くの駐車場があり、無料の駐車場もあります。

今回は八方尾根に徒歩5分と近い「あんじゃね駐車場」を利用しました。

あんじゃね駐車場

住所:〒399-9301 長野県北安曇郡白馬村北城4629−1

料金:普通自動車 1000円(1日)

トイレ:無し

八方尾根

八方池山荘までのゴンドラの料金は大人 方道で1,800円。往復で3,200円です。

ゴンドラリフト、アダムアルペンクワットリフト、グラードクワットリフトと3つのリフトを乗り継ぐ事で1,830mの八方池山荘に辿り着くことができます。




2024年8月2日と3日の登山記録です。

八方池山荘

リフトを降りて八方池山荘からスタート!

白馬三山

少し登ると白馬三山が見えてもうすでに絶景!

気分が上がります。

分岐

スタートから分岐があり、今回は木道コースで登りました。

木道コース初め

視界が開けていて南側に連なる山々がよく見えて心地良い登山です。

手前には五竜岳が見えます。

木道コース

少し歩くとゴツゴツとした石の道から木道へ変わりました。

木道の脇にはベンチもあり、休憩スペース有り。

木道コースを登り切るとトイレがありました。

ここで登山コースと合流。

第2ケルン

合流地点からしばらく進むと第2ケルン(標高2,004m)に到着!

うっとりするような絶景を見ながら、なだらかな道を進んでいくと八方ケルンが出てきます

そこから10分程、進んだ所に八方池方面との分岐がありました。

八方池方面の木道

八方池方面に向かう為、少し下って木道を通ります。

八方池

八方池に到着!

自然が作り出した奇跡の絶景を見るとこができて感動しました。

池の周りはたくさん休憩する所があり、多くの人で賑わっていました。

白馬三山が鏡のように綺麗に映り込んだ風景に見惚れていたら、いつのまにか40分位八方池にいました。

いつまでもここにいたいのですが、八方池を後にしてさらに先へ歩みを進めます。

登山道

八方池までは観光客の方も来られますが、ここからは本格的な登山のスタートです。

登山に適した装備で登りましょう。

樹林帯

今までずっと開けた稜線みたいなところを歩いていたのですが、森が出てきました。

狭い道

途中で急な登り道や狭い道がありました。

こちらの登山道は少し幅が狭いのですれ違いに注意!

扇雪渓

扇雪渓に到着。

少し休憩するような場所になっていて岩がたくさんありました。

雪渓がすぐ側にあるのですが、日差しが強く影がない所はすごく暑かったです。

森林限界を超えた登山道

扇雪渓の上を歩いていくと、いつしか森林限界を超えてハイマツに囲まれた明るい道になります。

丸山ケルン

きれいに積み上げられた石の階段を登りきると丸山ケルン(標高2,430m)に到着!

視界一杯に絶景が広がります。

次第にガスが増えてきました。

夏山は日が高くなってくると雲が湧いてくることが多いです。

登山道

あと山荘まで20分位のところまで来ました。

急な登りではないですがずっと登り道で足場も悪く疲れが溜まってきました。

もう一踏ん張り頑張ります。

尾根の上部まで来ると高度感が増してきます。

急な登山道

岩尾根の上を直登したり、ロープが設置された道を進みました。

険しい斜面なので慎重に登りましょう。

稜線

眺めの良い稜線を歩きます。

足元は数100m切れ落ちた崖で一歩踏み外すと落ちてしまいます。

すれ違いに注意しましょう!

最後に階段を登りきった先にご褒美が待っていました。

唐松岳

唐松岳が綺麗に見えました。

また北アルプス奥地の山々や黒部渓谷の向こう側の山々が正面に見えます。

唐松岳頂上山荘

坂を下りて山荘に到着!

テントの受付を行った後、テント場へ行きました。

山荘から下った場所にあります。

テントと五竜岳

約15分位下りた所にテントを貼りました。

五竜岳が綺麗に見えて最高!

山荘よりかなり下にあるのでトイレに行くのが大変でした。

しばらく休憩していたらあっという間に夕方になっていました。

山荘からの夕日

山荘の近くが賑わっていたので行ってみると、夕日に照らされた山と雲海の幻想的な美しさが見事景色

これは日帰り登山では味わえない光景ですね。

五竜岳に続く道にが立ち止まって写真を撮っていた人もいたので、そこまで行ってみました。

夕日に照らされた唐松岳と山荘

少し登った後に振り返ると夕日に照らされた山荘と唐松岳がセットで見れました。

ずっと見たくなる景色ですね!

しばらくすると日も沈み、辺りが暗くなってきたのでテントへ戻りました。

明日は物資を届けにヘリコプターが来るので朝6時にテントを片付けないといけないのと、早朝に朝日を見たいので早めに就寝しました。

朝4時頃に起床。

辺りが段々明るくなってくる中でテントを片付けてザックにしまい、山荘に行きました。

唐松岳

その時の唐松岳山頂はガスで覆われて登るかどうか迷いましたが、時折ガスが晴れて山頂が見えたので荷物を山荘に置いて山頂へ向かいました。

山頂までの道

岩と砂利の道を歩きます。

足を取られないように注意しましょう。

山頂

わりと坂も急でしんどいながらも山頂に到着し写真を撮ってもらいました!

ゴツゴツした岩だらけですが、山頂からは360°の絶景が待っていました。

ブロッケン現象

山頂で誰かが「ブロッケン!」と指を差しながら叫んでいたのでその方向を見てみると、霧の中に差し込む太陽の光で光の輪が現れていました

この不思議な現象に思わず写真を何枚も撮りました。

奥には立山などが見えて幻想的!

山頂からの景色

反対側を見ると雲が流れ込んで雲海と白馬三山が見事な絶景を作り出していました。

山頂で景色を堪能した後は同じ道で山荘まで下山しました。

朝食後、八方池山荘まで同じルートで下山します。

下山

登ってきた八方尾根を下っていきます。

お花畑

行きは登ることに必死でしたが、帰りは咲き乱れる花を楽しみながら下山しました。

八方尾根は高山植物の宝庫

木道

帰りも木道コースを利用しました。眺望もよく歩きやすいです。

八方池山荘近くのリフト乗り場に到着!

お疲れ山です。




そば神白馬店

白馬駅から徒歩5分にあるお蕎麦屋さん。

天ざるそば

天ざるそばをいただきました。

上手に天ぷらを揚げられていて美味しく、季節のお野菜や山菜が入っていて季節を感じられます。

お蕎麦もコシがあり、とても美味しかったです。

白馬八方温泉 みみずくの湯

登山後に立ち寄りたい温泉施設です。

日本屈指の強アルカリ性温泉でぬるぬるしたお湯は湯当たりしにくく、お肌がすべすべになります。

露天風呂から見える白馬三山の景色が最高でした!

今回は1泊2日のテント泊で唐松岳に挑戦しました。

様々な景色の移り変わりを堪能しながら心身ともにリフレッシュすることができました。

これからも登山を始めたい方やテント泊に挑戦したい方にとって、参考になる内容をたくさんご紹介していきますので登山計画の参考にしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ぜひ別の記事も見ていってくださいね。

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