皆さんこんにちは、やまはちです!
冬の山歩きには寒さを忘れるほどの特別な魅力があります。
澄んだ空気の中で真っ白に染まった山々を眺めながら歩く時間は日常の喧騒から離れて心も体もリフレッシュさせてくれます。
中でも長野県の「横川山」と「南沢山」は雪山初心者でも安心して挑戦できるルートが魅力。
穏やかな登山道と雪化粧に包まれた美しい景色が広がり、静かな山歩きを楽しみたい方にぴったりのスポットです。
今回はそんな横川山と南沢山への雪山登山を実際の体験を交えながらご紹介!
登山を計画する上でのポイントや安全に楽しむための注意点もお伝えします。
冬の南沢山と横川山へ登山をする際はぜひこの記事を参考にしてください!
雪山に必須のスノーギアについて別記事で紹介してます。
>>雪山に必須のスノーギア!登山を楽しむための厳選装備5選と選び方
1 | 南沢山 / 横川山の見どころ(雪山)
南沢山の基本情報
尾根道からの展望が素晴らしく、特に冬季は白銀のパノラマが広がります。
山頂は広々としていて木々に積もる雪が輝き、まるで絵画のような風景が楽しめます。
横川山の基本情報
山頂からは中央アルプスや御嶽山、南アルプスなどの山々を間近に眺めることができ雪化粧を纏った景色は特に印象的です。
南沢山とセットで登ることが一般的で、周回ルートとして人気があります。
1-1 |【雪山の絶景スポット!】360°のパノラマ
晴れた日には横川山の山頂から中央アルプスや御嶽山、南アルプスなどの雪をかぶった荘厳な姿が一望できます。
360度の大パノラマが広がる景色は登山の疲れを一瞬で吹き飛ばしてくれるほどの感動を味わえます。
1-2 |【雪山の絶景スポット!】雪化粧した樹木や尾根道の美しさ
積雪した樹木が白銀の輝きを放つ様子や、真っ白な尾根道を歩く体験は冬山ならではのものです。
雪を踏むサクサクとした音や日の光を受けてキラキラと輝く雪景色は一度見たら忘れられない印象でした!
2 | 南沢山 / 横川山へのコース紹介とアクセス情報
2-1 | コース (所要時間:5時間)
南沢山・横川山(湯舟沢山) / ヤマハチさんの横川山・南沢山(長野県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ
南沢山登山口から登りました!
合計所要時間:約5時間(休憩時間含まず)
合計距離:約10.1km
2-3 | アクセス情報
今回はふるさと村自然園せいなの森キャンプ場駐車場を利用しました。(受付棟の建物の下の駐車場)
約50台位停められます。
2-4 | トイレ情報
冬季はトイレが閉鎖されているので使用ができません。
事前に済ませておきましょう。
登山計画の立て方やおすすめの山の装備アイテムについてまとめたページを作ったので以下のリンクをクリックして読んでみてくださいね。
特に初心者の方には山の選定やルート確認、持ち物リストの作成など、準備すべきステップがたくさんあります。
この記事を参考にして、安全で楽しい山行を楽しんでくださいね!
3 | 南沢山 / 横川山:登山記録
2025年1月22日の登山記録です。
駐車場からは舗装された道を進み、南沢登山口に到着!
こちらの登山口周辺も駐車スペースがあり、15台ほど停めれそうです。
3-1 | 雪山スタート!変化する道と装備選び
登山口周辺から雪の道に変わったのでチェーンススパイクを履いて登山スタート!
最近は天候が安定しているせいか雪が硬く凍りついている箇所もあり、慎重な歩行が求められる場面もありました。
急登が出てくるとチェーンスパイクでは刃が雪に刺さらず滑りそうになることもあり、12本アイゼンに切り替え。
雪山では状況に応じた装備選びが重要であると再認識しました。
登り始めは緩やかな九十九折(つづらおり)の道。
「このペースで進むのかな?」と思いきや急登もしっかり現れて意外とハードなポイントも・・。
また急な下りもあるので気を抜かず慎重に進む必要があります。
急な下りを終えた後の道は南沢山の山頂まで緩やかな坂道が続きます。
3-2 | 南沢山の山頂へ!雪景色を楽しみながら
登山開始から1時間30分ほどで周囲の景色が開け、視界が広がる感覚が心地よいです。
この日は雲ひとつない快晴で雪山ハイキングを思う存分楽しむことができました。
真っ白な雪道に自分の影を映しながら歩くこの時間はまさに雪山ならではの特別な体験です。
登山開始から1時間40分ほどでついに南沢山の山頂に到着!
山頂からは恵那市や中津川市方面の景色が広がり、思わず深呼吸したくなるような気持ち良さ。
さらに木々には美しい霧氷が広がっており、幻想的な風景を堪能しました。
3-3 | 南沢山から横川山へ:霧氷のトンネルを抜けて
次に横川山を目指しました。ここから約30分。
しばらくは霧氷のトンネルを潜れる素晴らしい登山道です。
現実では出会えないようなメルヘンチックな世界を味わえます。
ここからは雪深く道を外れるとズボッとハマります。
霧氷を抜けると横川山が見えてきました。
最後のひと踏ん張りとなる急登が続き、ここが一番きついポイント。
なんとか登り切って横川山の山頂に到着しました!
御嶽山や南アルプス、中央アルプスを見渡す360°の大パノラマの絶景に感動しました。
3-4 | 山頂での昼食と保温ボトルの魅力
お昼時だったので山頂で温かい食事を楽しみました。
寒い冬山では体温を保つためにも温かい飲み物や食べ物が必須です。
今回も保温ボトルを持参し、お湯を注ぐだけで作れる簡単な食事を準備。
冷え込む山頂でもほっとできる瞬間でした。
特におすすめがサーモスの「山専ボトル」シリーズです!
このボトルは登山者向けに設計されており、保温性能が非常に高いので寒さが厳しい冬山でも安心して使えます。
軽量で持ち運びやすい点も魅力のひとつ!
自分も愛用しており、今回のような雪山登山で大活躍しました。
▼おすすめ保温ボトル(山専ボトル)はこちら
楽天市場では3種類のカラーから選べます。
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登山中や山頂で温かい飲み物やスープが楽しめると体だけでなく心もリフレッシュできます。
3-5 | 下山とハイライトの振り返り
帰りはヒップソリを使いながら楽しく下山。
下りの足場には気をつけつつ、雪道を滑り降りる楽しさも満喫しました。
無事に駐車場に到着して「お疲れ山!」の一言とともに登山を締めくくりました。
4 | 雪山登山での注意点
4-1 | 装備を整える
雪山登山には以下の装備が必要です。
4-2 | 天候に注意する
冬の天候は急変しやすいです。
登山前に必ず天気予報を確認し、悪天候が予想される場合は登山を中止する決断も大切!
4-3 | 経験者と同行する
雪山が初めての場合は経験者と一緒に登ることを強くお勧めします。
また単独登山は避けた方が無難です。
5 | 南沢山 / 横川山への登山を終えて
南沢山と横川山の雪山登山は静かな自然の中で絶景を楽しめる最高の体験でした。
広々とした南沢山の山頂や中央アルプスや御嶽山を望む横川山のパノラマビューは雪山ならではの醍醐味を存分に味わえます。
また保温ボトルを使った温かい食事や飲み物は寒い中での登山をより快適にしてくれる必需品だと感じました。
雪山登山を検討している方はぜひこのルートを選んでみてください。
装備を万全に整えて安全に配慮しながら南沢山と横川山の素晴らしい景色を楽しんでみてはいかがでしょうか?
雪山初心者から中級者までおすすめのコースとしてぜひチェックしてみてください!
5-1| 次のアクション
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