やまはち皆さんこんにちは、やまはちです!
鎌ヶ岳の登山ルート選びで迷っている方へ。
武平峠ルートの特徴や所要時間、冬季の通行止め時の注意点、駐車場の詳細、装備アドバイスなど、初めて鎌ヶ岳を登る方にも役立つ情報を網羅しています。
季節を問わず楽しめる鎌ヶ岳登山の魅力を、ぜひ体感してください。
寒さを楽しめる快適な冬山歩きへ



あなたも冬の登山で「寒さが怖い」や「装備が不安」と感じていませんか?
でも大丈夫。
正しい装備を知り、手に入れるだけであなたの冬の山歩きは劇的に変わります。
- 雪景色を楽しみながら、汗冷えせずに最後まで気持ちよく歩ける
- 風が吹いても体温をしっかりキープ
- 滑りにくい装備で転倒の不安が減り、安心して絶景を楽しめる
こうした快適な体験が特別な準備をしなくても、手軽な低山で叶うのです。
「冬の登山=ツラい」を卒業して、寒さを楽しめる登山ライフを始めましょう!
\出発前にチェック!寒さ対策の服装ポイントをわかりやすく解説!/


- はじめて鎌ヶ岳に登ってみたい方
- 体力に不安があるけど、達成感を味わいたい方
- 2〜3時間でサクッと登れる山を探している方
- 四季折々の絶景を楽しめる山に行きたい方
- 鈴鹿セブンマウンテンの制覇を目指している方
- 冬季でも安全に登れる山を探している方
鎌ヶ岳とは?三重県の人気登山スポットを紹介
鎌ヶ岳の基本情報


鎌ヶ岳(かまがたけ)は、三重県と滋賀県の県境に位置し、標高は1,161m。
- 標高:1,161m
- 所在地:三重県三重郡菰野町/滋賀県甲賀市(県境に位置)
- 山の特徴:鋭く尖った三角錐の美しい山容が特徴。山頂からの眺望が良く、鈴鹿山脈の中でも人気の高い山。
四季折々の自然が楽しめ、鈴鹿セブンマウンテンの一座としても知られる。 - 難易度:初心者〜中級者向け
※武平峠ルートは短時間で登れるが、岩場があり滑りやすい箇所もあるため登山靴必須。
鈴鹿セブンマウンテンの一座


このセブンマウンテンは次の7座から構成され、関西・東海エリアの登山者にとって制覇したくなる山々として有名です。
| 山名 | 標高 | 特徴 |
|---|---|---|
| 鎌ヶ岳 | 1,161m | 鋭く美しい山容と見晴らしの良さ |
| 御在所岳 | 1,212m | ロープウェイあり 観光地としても有名 |
| 雨乞岳 | 1,238m | 鈴鹿山脈最高峰 |
| 竜ヶ岳 | 1,099m | シロヤシオの群生で有名 |
| 藤原岳 | 1,140m | 花の百名山/福寿草が有名 |
| 釈迦ヶ岳 | 1,092m | 岩場の登りが楽しい健脚向け |
| 入道ヶ岳 | 906m | 伊勢湾の展望が良好で信仰の山 |
地元からの親しまれ方
地元・三重県菰野町では鎌ヶ岳はシンボリックな存在であり、学校登山などでもよく利用されるほど。
御在所岳に比べると観光地化されておらず、自然の静けさを楽しみたい人にぴったりの山です。
今回登ったのは武平峠ルート!:その魅力とは
アクセス抜群!登山口まで車で行ける





武平峠ルートの最大の魅力は登山口のすぐそばに駐車場があるというアクセスの良さ。
三重県と滋賀県を結ぶ「鈴鹿スカイライン(国道477号)」沿いにある武平峠駐車場を利用すれば、徒歩数分で登山スタートが可能です。
コンパクトな行程で山頂へ


武平峠ルートは鎌ヶ岳の登山ルートの中でも最短クラス。
登りは約1時間〜1時間20分、下りは約50分〜1時間と、全行程で2〜3時間程度の周回が可能です。
時間が限られている日や、午後から天気が崩れる予報の日でも安心して登れるコースです。
変化に富んだ道で飽きない!




短い距離ながら、以下のように景観の変化を楽しめるのもこのルートの特徴です:
- 序盤:森林の中を緩やかに進む登山道
- 中盤:岩場の急登(ロープあり)でアスレチック感あり
- 終盤:稜線に出て開けた尾根歩き+絶景が広がる!
特に稜線に出た瞬間の眺めは圧巻で、山頂までのラストアプローチが気持ちの良いハイライトになります。
初心者にもチャレンジしやすい
鎌ヶ岳にはいくつかルートがありますが、武平峠ルートは初心者〜中級者でも安心して登れるルートとして人気です。
| ルート名 | 特徴 | 難易度目安 |
|---|---|---|
| 武平峠ルート | 最短で登れる、岩場あり | ★★☆☆☆ |
| 長石谷ルート | 沢沿いを進む中級者向け | ★★★☆☆ |
| 三ツ口谷ルート | 距離が長く静かなルート | ★★★☆☆ |
- 初めて鎌ヶ岳に登る方
- 午前中だけ登山したい方
- 程よいスリルと絶景を味わいたい方
- 鈴鹿セブンマウンテンに挑戦中の方
武平峠駐車場・アクセスガイド(地図付き)
武平峠・御在所周辺の駐車場比較ガイド
鎌ヶ岳の登山口にアクセスするための主な駐車場は以下の3か所。ルートや季節に応じて使い分けるのがおすすめです。
| 駐車場名 | 設備 | 鎌ヶ岳までの片道所要時間(目安) | 備考 |
|---|---|---|---|
| ① 武平峠駐車場 | トイレあり/約30台 | 約1時間 | 最も一般的。鈴鹿スカイライン通行可能時のみ利用可 |
| ② 武平峠 西口駐車場 | トイレなし/約10台 | 約1時間 | メイン駐車場が満車の際の補完に便利 |
| ③ 割谷駐車場近くの駐車場 | トイレなし/約13台 | 約1時間40分(徒歩で登山口まで) | 冬季など、鈴鹿スカイラインが通行止めの際に有効 |
① 武平峠駐車場(最も一般的)


標高が高く、鎌ヶ岳登山口に最も近い駐車場。
トイレも設置されており、快適に利用できます。春〜秋シーズンはここがベスト。
〒510-1233 三重県三重郡菰野町菰野
② 武平峠 西口駐車場(サブ的な立ち位置)


メイン駐車場が満車の際に便利なサブ駐車場。少し距離は伸びますが、鎌ヶ岳へは十分アクセス可能です。
〒528-0201 滋賀県甲賀市土山町大河原
③ 割谷駐車場近くの駐車場(冬季登山におすすめ)


割谷駐車場に入って右側の柵で区切られた駐車場。温泉街から進入できます
アクセスする際は途中に狭い道や対向できない区間もあるため、運転には十分注意してください。
冬季(12月〜3月)は③の駐車場+徒歩アクセスが安全かつ現実的です。
【鎌ヶ岳の登山レポート】12月の武平峠ルート|冬季通行止め時の行程と所要時間
冬季は通行止めに注意!
12月〜3月頃は鈴鹿スカイライン(国道477号)の武平峠区間が冬季通行止めとなります。
そのため、通常の武平峠駐車場が使えず、今回は御在所岳中登山口付近の駐車場を利用し、徒歩で武平トンネル東登山口までアクセスしました。
詳しくは菰野町観光協会ホームページをチェックしてみてください。
https://www.kanko-komono.com/news/3934/
冬季ルートの行程(概要)
| 区間 | 所要時間(目安) | メモ |
|---|---|---|
| 中登山口駐車場 → 武平トンネル東登山口 | 約30〜40分 | 車道を徒歩で歩く(凍結注意) |
| 登山口 → 鞍部 | 約50分 | 岩場の急登あり |
| 鞍部 → 山頂 | 約20分 | 稜線に出てからの絶景コース |
| 山頂休憩 → 下山 | 約1時間15分 | 同じルートを戻る |
| 合計所要時間 | 約3時間半〜4時間 | 休憩・雪道を含めて余裕を持とう |
実際のレポート(冬の様子)
鎌ヶ岳 / やまはちさんの鎌ヶ岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ



実際にかかった所要時間と登山行程はこちらです。
合計所要時間:約4約時間10分(休憩時間含まず)
合計距離:約7.9km
登山スタートは車道歩きから
割谷駐車場近くの駐車場からスタート。
鈴鹿スカイラインが冬季通行止めのため、ゲート脇の通行スペースから武平トンネル東登山口へ徒歩で向かいます
登山口からは通常の武平峠ルート


武平トンネル東口の登山口に到着すると、そこからは通常の武平峠ルートと同様の登山ルートになります。
登山道にはうっすらと雪が積もっており、岩場では特に注意が必要。傾斜も急になり、手を使って登る場面もあります。


私が登った日は登山道にも少し雪が残っており、岩場が特に滑りやすかったです。
山頂では雪景色と絶景のご褒美!




冬の鎌ヶ岳は人も少なく、静寂と雪景色の中で心が洗われるような時間が流れます。



山頂は狭いため、風のない岩陰でお湯を沸かしてコーヒータイム。
まさに最高のご褒美でした。
冬季登山の注意点
- 鈴鹿スカイラインの通行止め期間は事前に必ず確認(三重県・滋賀県の道路情報サイトに掲載)
- 車道歩きは予想以上に冷え込むため、手袋・ネックウォーマー必須
- 日没が早いため、早出早着+ヘッドライトを忘れずに
武平峠ルートの注意点・装備アドバイス
コースやアクセス情報を確認した後は装備の最終チェックをお忘れなく!



忘れ物がないか不安…。



初心者だけど何を持って行けばいいか分からない。



そんな方のために登山前に読むべきチェックリストを作成しました。
初心者にこそ読んでほしい失敗しない登山準備のコツが分かる記事はこちら!
\ お出かけ前に忘れ物で困らないようチェック! /
登山道の特徴と注意点
武平峠ルートは鎌ヶ岳登山の中でも最短で山頂を目指せる人気ルートですが、短い距離の中に「岩場」「急登」「稜線歩き」などの変化が詰まっており、油断は禁物です。
- 岩場・急斜面があるため、滑落や転倒に注意
- 一部にロープ・鎖があるが、補助的なものと考えて慎重に
- 稜線は風を遮るものがなく、冬は体感温度が一気に低下
- 登山道がぬかるむ・凍結する場合もあるので靴選びが重要
季節ごとの装備アドバイス
春〜秋(無雪期)
- トレッキングシューズ(岩場でも滑りにくいもの)
- 手袋(岩場の登りで手をつく場面あり)
- レインウェア(天候変化に備えて)
- 防寒インナー(稜線で冷えることあり)
冬季(12〜3月)
- 防寒アウター・フリース・インナーで三層構成
- 軽アイゼンまたはチェーンスパイク(凍結・残雪対策)
- ネックウォーマー・手袋(予備も持参)
- ヘッドライト(早出早着でも念のため)
あると便利な装備(チェックリスト)
| 装備名 | 用途・補足 |
|---|---|
| トレッキングポール | 急な下りや雪道での安定性向上 |
| チェーンスパイク | 凍結・積雪がある時期に必須 |
| 保温ボトル | 冬の登山で温かい飲み物を確保 |
| エマージェンシーシート | 万が一の低体温症対策に |
| YAMAPなどのGPSアプリ | 道迷い防止、現在地の把握に便利 |
安全登山のために
武平峠ルートは人気ルートとはいえ、山は自然です。特に冬季は登山者も少なく、トラブルが起きた場合に助けを呼ぶのが難しい状況もあります。
- 単独行の場合は登山計画書の提出と家族への連絡を
- 日没が早いため、時間に余裕を持って行動する
- 「行けそう」ではなく「安全かどうか」で判断を
登山当日の天気・気温・風速は必ずチェック。
特に稜線上の風速が10m/sを超える場合は無理をしない判断が大切です。
鎌ヶ岳下山後のおすすめ立ち寄りスポット
アクアイグニス 片岡温泉


登山の疲れを癒すために温泉に立ち寄るのがおすすめです。
今回訪れたのは「アクアイグニス」。
広々とした露天風呂ではゆったりと温泉を楽しみながら、登山で疲れた体をじんわりと癒すことができました。
〒510-1233 三重県三重郡菰野町菰野4800−1
【まとめ】武平峠ルートは初心者にもおすすめの登山ルート!
岩場や急登、稜線歩きなど、変化に富んだルートは「登った感」もしっかり味わえ、山頂からの絶景は達成感も抜群!
春〜秋は緑豊かな山歩きを楽しめ、冬は雪景色と澄んだ空気の中での静かな登山が魅力。季節ごとの魅力があり、何度でも訪れたくなる山です。



装備と準備をしっかり整えれば、冬季でも安全に登ることができますのでぜひ自分のペースで鎌ヶ岳登山を楽しんでみてください!
次回は、鈴鹿セブンマウンテンの別の山にも挑戦してみるのもおすすめですよ◎



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