やまはち皆さん、こんにちは。
登山歴10年以上・元アウトドア店員のやまはちです。
江戸時代の情緒が色濃く残る中山道・馬籠宿から妻籠宿への約9km。
石畳の坂道、静かな森林、歴史ある宿場町を巡るこのハイキングコースは近年「サムライロード」として世界中の旅人からも注目を集めています。



初心者でも大丈夫?
何時間かかる?



どんな服装で行けばいい?



そんな不安も解消しつつ、旅の楽しさを写真とともにお届けします。
- コース:馬籠宿→馬籠峠→男滝・女滝→妻籠宿(約8.5km・累積標高差 登り326m・下り430m)
- 所要時間:約3時間(休憩含まず)/宿場町散策込みで5時間以上確保推奨
- 難易度:初心者向け/馬籠峠の登りあり・全体的にアップダウン少なめ
- 駐車場:妻籠宿第二駐車場(長野県木曽郡南木曽町吾妻)にゴール側駐車→バスで馬籠へ移動が便利
- グルメ:五平餅・おやき・和菓子・山菜そばなど宿場町グルメが充実
- 見どころ:馬籠峠・一石栃立場茶屋(無料お茶)・男滝女滝・妻籠宿の重要伝統的建造物群
行き方・バス・駐車場の詳しい情報を知りたい方は別記事の「馬籠宿から妻籠宿の行き方完全ガイド|所要時間・バス・駐車場まとめ」でまとめています。
- 登山歴10年以上の元アウトドア店員⛰️
- Kindle著書2冊📕『今年こそ山登り!』ベストセラー3冠
- 低山〜北アルプスまで登山記録60本以上を執筆📝
- LINEコミュニティ「ぽてぽて登山部」運営中!
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- はじめて中山道を歩く方
- 歴史ある町並みや古道に興味がある方
- 自然の中でのんびり歩きたいハイキング初心者の方
- 旅先グルメ・甘味を楽しみにしている方
- 海外からの旅行者や日本文化を体験したい方
- 歩いたあとにグルメや観光も楽しみたい方
中山道ハイキング|馬籠宿〜妻籠宿の見どころ・観光&ルート解説
木曽路には馬籠宿から贄川宿までの11の宿場町があります。



中でも馬籠宿〜妻籠宿の約9kmの区間では木曽の雄大な山々や渓谷、滝など自然の風景を満喫しながら、気軽なハイキングが楽しめます。
このルートは「サムライロード」とも呼ばれ、近年では海外の旅行者にも人気。日本の歴史や文化を肌で感じられるハイキングコースとして注目されています。
京都三条大橋〜江戸日本橋まで続く全長532kmの街道
全部で69の宿場町があり、今も昔の面影が残る街並みが魅力的です。
馬籠宿(まごめじゅく)の観光スポット|石畳と文豪・島崎藤村の街


出発地点の馬籠宿は、石畳の坂道に沿って茶屋や土産物屋が並び、情緒あふれる宿場町です。
- 島崎藤村の故郷で、記念館も見学可能。文学と歴史の香りが漂います。
- 高台の展望台からは、木曽の山々が一望できる絶景スポットも。
馬籠峠 (まごめとうげ) の歩き方と見どころ|杉林トレイル&一里塚跡


馬籠宿を出発してしばらく進むと、杉や檜に囲まれた「馬籠峠」へ。
道は整備されており、木漏れ日の中を歩ける癒しの区間です。
- 江戸時代の「一里塚跡」などの史跡が点在。かつての旅人に思いを馳せられます。
- 登りも緩やかで、初心者でも無理なく通過可能。
妻籠宿(つまごじゅく)の観光ガイド|江戸の町並みとグルメが楽しめる保存地区


ゴール地点の妻籠宿は、歴史的な町並みが国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている場所です。
茅葺屋根や石畳の小道が当時のまま保存されており、まるで時が止まったような美しさ。
- 脇本陣・本陣などの建物は内部見学も可能(有料)。
- 地元名物の五平餅や蕎麦で締めのご褒美ランチ!
中山道・馬籠宿から妻籠宿のコース紹介とアクセス情報
馬籠から妻籠間のコースは標高790mの馬籠峠という峠越えがあるものの累積標高差が登り326m、下り430mと全体的にアップダウンがそれほどないので歩き慣れていない方でも楽しむことができます。
スタートは馬籠宿と妻籠宿のどちらからでも可能ですが、標高の高い馬籠からの方が下りが多くなるため、比較的に楽に歩けます。
変化と静けさが楽しめるバランスの良い周回ルート(所要時間:約3時間)
馬籠宿から妻籠宿へハイキング / やまはちさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ



今回は馬籠宿からスタートして、妻籠宿までハイキングしてきました!
周回の所要時間:約3時間(休憩時間含まず)
周回距離:約8.5km
駐車場情報





今回は妻籠宿側の駐車場に車を停め、バスで馬籠宿へ移動してから歩き始めました。
〒399-5302 長野県木曽郡南木曽町吾妻
駐車場の詳しい場所や料金は行き方ガイドでまとめています。
\ 行き方・駐車場・バス情報を見る!/
馬籠〜妻籠ハイキングのトイレ事情まとめ
トイレはコース上に公衆トイレがいたるところにあるので心配はありません。
馬籠宿から妻籠宿へ|中山道ハイキングレポート
2025年5月13日の登山記録です。
まずゴール地点となる妻籠宿中央駐車場に車を停めて集合。



仲間と無事に合流し、そこからバスでスタート地点の馬籠宿へ向かいました。
バスに揺られること約25分、風情ある坂の町「馬籠宿」に到着。
本数はそれほど多くないので事前に確認しておくと安心です。
石畳の通りと木造の建物が連なる町並みにいきなりテンションが上がります!
最初の登り|馬籠宿から峠道へ


馬籠宿の中心部から坂道を少し登ると馬籠上陣場展望台に到着。
ここは視界が開けており、眼下には町並み、そして遠くには百名山の恵那山(えなさん)がそびえています。


残念ながらこの日は雲がかかっていて山頂までは見えませんでしたが、空気が澄んでいて心地よく、みんなで記念撮影タイムとなりました。
馬籠峠へ|序盤は意外と車道沿い
中山道=山道や森の中を行く古道と思いきや、意外にも序盤は車道沿いの舗装路が続きます。


やがて、梨子ノ木坂(なしのきざか)という坂に差し掛かりました。
ここはコンクリートで舗装された坂道ですが、見た目以上に勾配があり、地味にしんどい…!
皆で「ここが今日の試練かもね」と笑いながら、ゆっくり登ります。


登り切ったところには、綺麗に整備されたトイレと休憩所があり、ほっと一息。
しかも、ここにはなんと無料Wi-Fiが完備されていてびっくり!



ハイカーに優しい配慮が嬉しいですね。




スタートから約50分ほど歩くと、ついに岐阜県と長野県の県境に到着。
そのすぐ先には、中山道のハイライトのひとつでもある馬籠峠(標高約790m)がありました。
標高差を感じるほどにはキツさはなく、ここまでの登りは穏やかで、森林浴をしながらの気持ちいい道のり。
峠のあたりは木々に囲まれていて、しっとりとした雰囲気に包まれています。
一石栃立場茶屋でほっこり休憩
馬籠峠を過ぎると、道は一気に下りに。


沢沿いの道を進んでいくと、まるで昔の旅籠のような建物「一石栃立場茶屋(いちこくとちたてばちゃや)」に到着します。
素朴な空間に座って一息つけば、まるで時が止まったかのよう。



地元の方の優しさと、古道の温かみを感じられる貴重な体験です。
ちなみにこの場所がちょうどコースの中間地点とのこと。ここでしっかり休んで後半戦に備えます。
男滝・女滝|マイナスイオンたっぷりの癒しスポット
再び歩き出してしばらく進むと、「男滝・女滝」の案内看板を発見。
この先に滝があるとのことで、自然好きなメンバーたちは大盛り上がり!
道を進むにつれて、どこからか聞こえてくる水の音…。




やがて、力強い水しぶきを上げる男滝(おだき)が目の前に現れました。
そのすぐ奥には、やさしい流れが美しい女滝(めだき」。
男滝とは対照的にしっとりとした雰囲気でとても神秘的です。
妻籠宿に到着!江戸の町並みと旅の締めくくり


滝をあとにして、再びなだらかな道を進むこと約40分。
ついに今回のゴール、妻籠宿の町並みが見えてきました。
観光客でにぎわっていましたが、どこか落ち着いた空気感があり、歩ききった達成感と旅の余韻にひたることができました。
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ハイキングで立ち寄ったグルメスポット
馬籠宿・妻籠宿のハイキングでは宿場町の風情を楽しみながら立ち寄れるお店が充実しています。
最後の「槌馬屋資料館」は資料館としても楽しめる歴史スポット兼甘味処です。
自家製そば・五平餅 おもて


馬籠宿からのハイキングに備えて、スタート前に立ち寄ったのが妻籠宿にある自家製そば・五平餅 おもて。
木の温もりを感じる落ち着いた雰囲気のお店で朝の静けさの中、ほっとひと息つける空間です。


この日は素朴な味わいの山菜そばを注文。
香りのよいそばと季節の山菜がたっぷりのった一杯は優しい出汁の風味が体に染みわたり、これから始まる道中に向けてちょうど良いエネルギー補給になりました。
〒399-5302 長野県木曽郡南木曽町吾妻2191−3
わちのや


食べ歩きで立ち寄ったのが「わちのや」さん。
妻籠宿の町並みに溶け込むような素朴なお店で、手作りのおやきが人気です。





なすのおやきをいただきました。
ふっくらとした皮の中に甘辛く味付けされたとろりと柔らかななす味噌がたっぷり詰まっていて、噛むごとにじゅわっと旨みが広がります。
ほんのり温かく、歩き始める前のちょっとしたエネルギーチャージにぴったりでした。
おやきの種類も豊富で一緒にいたメンバーは野沢菜、栗、よもぎなどそれぞれ好みの味を注文。
〒399-5302 長野県木曽郡南木曽町吾妻2199
澤田屋妻籠店


馬籠から妻籠までの中山道ハイキングを歩き切ったあと、最後に立ち寄ったのは「澤田屋 妻籠店」。
昔ながらの和菓子屋さんのような趣ある佇まいで、店頭には木曽の名産品を使ったお菓子がずらりと並んでいます。


今回は店頭で気になった干し柿と栗のお菓子をいただきました。
干し柿は自然な甘さでやわらかく、口に含むとじんわりとした旨みが広がります。
そして、栗のお菓子はほくほくとした食感と上品な甘さが特徴で、ハイキング後の疲れた体にやさしく染みわたる味わいでした。
一緒に歩いた仲間とも「こういう甘いものが一番うれしいね」と言いながら、ほっとするひとときを過ごせました。
〒399-5302 長野県木曽郡南木曽町吾妻805−1
槌馬屋資料館


馬籠宿を散策中にふと立ち寄ったのが「槌馬屋資料館(つちうまやしりょうかん)」。
資料館の入口では「栗ふく」という栗のおまんじゅうが販売されていました。
ふっくらした生地の中になめらかな栗あんがたっぷり。
昔の宿場町の雰囲気をそのまま残した空間で素朴なお菓子を手に取ると、どこか懐かしくあたたかい気持ちに。
観光もできて、甘味も楽しめる馬籠宿らしい立ち寄りスポットでした。
〒508-0502 岐阜県中津川市神坂馬籠4289
馬籠から妻籠ハイキングのよくある質問(FAQ)
- 馬籠から妻籠のハイキングの距離と所要時間は?
-
距離は約8.5km、所要時間は約3時間(休憩含まず)が目安です。
宿場町の散策やグルメを楽しむ場合は5時間以上の余裕を持つことをおすすめします。
- 馬籠と妻籠、どちらから歩くべきですか?
-
標高の高い馬籠宿からスタートするのがおすすめです。
馬籠→妻籠の方向は全体的に下り傾向になるため、体への負担が少なく歩きやすいです。
実際に私も馬籠スタートで歩きました。
- 服装・装備は何が必要ですか?
-
舗装路と山道が混在するため、滑りにくいスニーカーか軽登山靴がおすすめです。
石畳は雨上がりに滑りやすくなります。
雨具・水・軽食・帽子も持参してください。
- 初心者でも歩けますか?
-
はい、歩けます。コース全体は整備されており、馬籠峠の登りも緩やかです。
登山の経験がなくてもウォーキングの感覚で楽しめます。
小学生以上の子どもも歩いている人気のルート。
- 熊は出ますか?安全ですか?
-
整備されたコースで観光客も多いため、比較的安全です。
ただし、山中を通る区間もあるため、念のため熊鈴の携帯をおすすめ。
山中での単独行動は避けましょう。
- 車はどこに駐車すればよいですか?
-
ゴール地点の妻籠宿第二駐車場(長野県木曽郡南木曽町吾妻)に駐車し、バスで馬籠宿へ移動してスタートするのが便利です。
ハイキング後はそのまま車に戻れます。
バス・駐車場の詳細は別記事「行き方完全ガイド」をご覧ください。
馬籠宿から妻籠宿へ|中山道ハイキングを終えて
スタート地点の馬籠宿では石畳の坂道を歩きながら江戸の風情に触れ、馬籠峠を越えると静かな森と沢の音が心を落ち着かせてくれました。
途中に立ち寄った一石栃立場茶屋や男滝・女滝では昔の旅人の気分を味わいながら、自然の力強さや優しさに癒され、ゴールの妻籠宿では歴史ある町並みをのんびり歩き、おやきや和菓子を楽しむほっとする時間も。



五感を使って旅を味わう、まさに「歩くからこそ見える日本の原風景」でした。
初めて歩く方でも挑戦しやすい距離と高低差で季節を変えてまた訪れたくなるルートです。
春は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色…どの季節でも違った魅力がある中山道。
次はぜひあなたもこの道を歩いてみませんか?
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