皆さんこんにちは! やまはちです。
前回に続き長野旅行のvol.2!
渋温泉(春蘭の宿 さかえや)に1泊しながら9つの外湯巡りを楽しみながら温泉街を堪能しました。
今回はその魅力をお届けします。
↑前回の記事はこちら
旅先での素敵な写真もたくさん撮りましたので、一緒に旅行気分を楽しんでくださいね。
さあ渋温泉の魅力に浸りましょう!
渋温泉とは
渋温泉は長野県の北東部、下高井郡山ノ内町にあり、豊富な湯量と高品質の泉質が自慢の温泉地。
最寄り駅は長野電鉄の湯田中駅で、そこから温泉街までは車で約5分です。
渋温泉の開湯は古く、およそ1300年前に奈良時代の僧侶によって始められたとされています。
その後、戦国時代には有名な武将の隠れ湯として利用されていたようです。
現在は、大正から昭和初期の木造建築が残り、レトロな風情を感じさせる温泉街となっていました。
渋温泉は親しみやすい雰囲気が街を包み込む、とても落ち着く場所でした。
よく雑誌などに掲載されている金具屋さんがライトアップされていてとてもキレイでした。
昼間の金具屋さん。
渋温泉 春蘭の宿さかえやに宿泊
上田城から車でおよそ1時間くらいかけて渋温泉にある「春蘭の宿さかえや」さんに到着!
今回はこちらの宿で1泊します。
時刻は16時くらいでした。
春蘭の宿さかえやへのアクセス
温泉街の細いメインストリートを上がっていくとお宿の手前左側に駐車場があります。
住所:381-0401 長野県下高井郡山ノ内町平穏2171
HPは こちら
チェックイン
駐車場に到着後、宿のスタッフさんが車まで出迎えてくれました。
荷物も運んでくれてとても助かりました。
ロビーはモダンなインテリアで素敵な雰囲気!
玄関に入ってからはお香の香りがして癒されたのを覚えています。
チェックイン後、お部屋へ向かう途中の館内の装飾のすごさに足が止まり、つい写真を撮ってしまいました。
お部屋
今回のお部屋は和室6+7.5畳信濃モダンです。
お部屋に入ったらジャズが流れていて気分が落ち着きます。
机はこたつになっていて見た目が良い!
ベッドは隣のお部屋にあり、とてもふかふかで寝心地が良かったです。
夕食
夕食は会場食で18時30分からでした。
時間は選べます。
一部屋に4組ほどが収まる程度の広さで衝立が設置されていました。
他のお客さんの視線は気になりませんが、会話などは聞こえる感じでしたね。
夕食のお品書き
クラフトビールが好きな僕は乾杯のお酒をYUDANAKA BREWERY COMPLEX”U”の白の森にしました!
夕方お風呂三昧していた体にしみわたる〜!飲みやすくて美味しい!!
旅館によってはクラフトビールがない所があるのですが、「春蘭の宿 さかえや」さんにはなんと2つもあるので嬉しいです。
前菜になります。
旅館の夕食は種類が豊富でどれも美味しい!
前菜を食べ終えたあたりでビールを飲み終えたので日本酒にチェンジしました。
社長おすすめ日本酒飲み比べセットを注文!
長野県の日本酒は辛口が多いのが特徴とのこと。
僕は辛口が苦手で普段はスッキリとした味わいで飲みやすい日本酒を飲んでいましたが、こちらの日本酒は美味しかったです。
またメニュー表にはない日本酒もあったので良かったです。
飲み比べセットが豊富🎵
料理に戻りまして、次に出てきたのが【岩魚と鯛のお刺身】
まるでアートです。
煮物【蕗味噌道明寺蒸し】
箸休めの【桜アイス】
これで終わりではありません。
【信州サーモンのミ・キュイ 新玉葱ソース】
ミ・キュイとは反生という意味だそうで食感がもちっとして、新玉葱のソースとめちゃくちゃ相性が良く美味しかったです。
【皇室献上米 小柳農園 北信州産コシヒカリ鯛の炊き込み】
ご飯がしっかりしていて美味しかったです。
皇室献上米はおかわりもできて、味噌汁と香の物、信州味噌といっしょに食べました。
これがまた味噌が甘くてご飯に合う!
背徳感MAX🎵
最後のデザートもぬかりなく美味しかったです。
料理の提供タイミングが絶妙で出来立ての料理が目の前に並ぶ光景は楽しいものでした。
そして、どの料理も美味しくいただけて満足!!
朝食
朝食も昨夜と同じ会場の同じ席でした。
朝食前に外湯へ行っていたので朝食は遅めの8時。
朝食は和食と洋食の2つから選ぶスタイルで僕は和食を選びました。
お品書きはこちらになります。
野沢菜のおやきが熱々で朝ご飯でいただけるとは思わず、嬉しかったですね!
長野県に来てネギトロとイカをご飯に載せて海鮮丼にして食べれるとは思いませんでした。
感想
さかえやさんの印象はスタッフの皆さんが本当に素晴らしかったです!
若い方が多かったですが皆さんが笑顔で親切で、おもてなしの心が感じられました。
気取った雰囲気はなく、むしろアットホームな雰囲気が漂っていました。
9つの外湯巡り
宿にチェックイン後、夕方から温泉街の外湯巡りをしてきましたので紹介します。
渋温泉には9つの外湯があり、宿泊客は無料で利用することができます。
それぞれ源泉や効能が違うので行かれた際は制覇してみてください。
宿泊客が外湯を利用できる時間は6時から22時まで。
今回はお部屋に外湯専用の鍵が準備されてあり、それを持ち出して使う形でした。
外湯めぐりに行く際、玄関で下駄を借りることができました。
そのときの「カランコロン」という音が、渋温泉の風物詩の一つでしたね。
宿泊客以外は9番湯の「大湯」のみ利用可能ですが、時間帯は10時~16時となっているので注意してね。
↑公式ホームページ
注意事項
9つ全て巡る場合は宿へ早めにチェックインすることをおすすめ
16時に旅館へチェックインしたのですが全て巡るのに時間がかかりました・・。
僕の場合、1日目で8つ外湯に入り次の日に最後の1つ入りました。
時間配分を考えないと全て入れない可能性もあるので注意しましょう。
源泉掛け流しで湯が熱い
すべての外湯が、加温・加水・消毒なしの源泉からそのまま引湯し、温度が高いので水で薄めてご入浴下さい。
先客の方が調整してくれて入りやすい場合もありました。
僕は行った時は2番が特に熱かったと思います。
足を湯に入れた時に熱すぎて、足で湯切りしてしまいました・・。
鍵を中に忘れて外に出れない
カギを中に忘れて外に出ちゃうとオートロックで入れなくなっちゃうから注意が必要。
祈願手ぬぐいにスタンプを押しながら外湯巡り
渋温泉の宿泊者は宿泊中に外湯に入浴した後は祈願手ぬぐいに9つの外湯のスタンプを押すことができます。
最後に温泉街を見下ろす「渋高薬師」へ参詣して印受すれば満願成就。
九(苦)労を流し、厄除け、安産育児、不老長寿のご利益があると伝えられています。
宿泊先のロビーで手ぬぐいを購入しました。(200円)
1番湯から9番湯までありますが、宿泊客以外も入浴できる9番湯の渋大湯以外は3人も入ればいっぱいになってしまうぐらい狭い感じだったのを覚えています。
あと外国人の方も多く、外湯を楽しんでいました。
僕は1番湯に入ろうと思い、行ったところ外国の方が2人入られていて、その光景に「ここは海外?」とびっくりしてしまいました。
8番湯まで入り終わり、気づけば21時30分。
利用時間は22時までということもあり、次の日の早朝に9番湯を入ることにしました。
9番湯の外観!
9番湯の浴槽! スペースは広めでした。
無事に9つのスタンプを押した後、外湯巡りの締めくくりは温泉街裏山の高薬師さんへ。
大湯の前には長い階段があります。
ここが高薬師さんの入り口です。
無事に参拝!
後ろを振り返ったら結構良い景色でした。
最後に中央の「渋 高薬師」の部分に押印すれば見事、満願成就!
外湯巡りしながらあまり広くない温泉街を昼も夜も歩き回り、思いのほか達成感があってうれしい体験でした。
善光寺【vol.3】へ続く
渋温泉(春蘭の宿 さかえや)をチェックアウトした後は、善光寺へ向かいました。
渋温泉から善光寺まで車で約45分です。
【vol.3】へ続く。
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