皆さんこんにちは、やまはちです!
霧ヶ峰は四季折々の美しい自然を感じながら気軽に楽しめる魅力あふれるトレッキングコースです。
広がる草原や八島湿原の絶景、車山山頂からの壮大なパノラマビューは一度訪れると心に深く刻まれることでしょう。
アップダウンが少なく、休憩スポットやトイレも整備されているので初心者やファミリーでも安心して楽しめます。
この記事では霧ヶ峰を楽しむためのルート情報とアクセス情報などを実際の体験を含めて詳しく解説します。
初めて霧ヶ峰へトレッキングする際はぜひこの記事を参考にしてください!
霧ヶ峰に行くなら予算7万円以内で揃えるおすすめのトレッキング装備セットを別記事で紹介してます。
>>>これで安心&快適!トレッキングにおすすめアイテム 7選
この記事を参考にして、安全で楽しい山行を楽しんでくださいね!
1 | 霧ヶ峰の見どころ
霧ヶ峰は長野県の中央部に位置する溶岩台地で穏やかな起伏が特徴です。
広大な山域の大部分は草原が広がっており、豊かな自然環境の中で年間を通じて約400種類の高山植物を観察することができます。
以下に霧ヶ峰の基本情報をまとめました。
- 標高:1,925メートル(最高峰:車山)
- 所在地:長野県諏訪市、茅野市
- 山域:八ヶ岳中信高原国定公園
- 登山適期:5月下旬~10月中旬(夏山シーズン)/冬はスノーシューやクロスカントリースキーも楽しめる。
1-1 |【絶景スポット!】車山
霧ヶ峰の最高峰は標高1,925mの車山。
360度のパノラマが楽しめるスポットで夏は高山植物、冬は雪景色が魅力です。
1-2 |【絶景スポット!】八島湿原(八島ヶ原湿原)
約1万2千年の長い時間をかけて植物が枯れた後も腐らずに積み重なってできた湿原です。
標高は1,630メートルにあり、日本で最南端に位置する高層湿原。
また飲食店やトイレ、駐車場が整備されており、この場所を出発点に湿原を一周する散策が可能です。
2 | 霧ヶ峰のコース紹介とアクセス情報
2-1 | 霧ヶ峰周回トレッキングコース(所要時間:約3時間30分)
車山と八島湿原を周回ハイキング! / ヤマハチさんの蝶々深山・霧ヶ峰の活動データ | YAMAP / ヤマップ
合計所要時間:約3時間30分(休憩時間含まず)
合計距離:約10km
今回は車山と八島湿原(八島ヶ原湿原)を周回してきました。
2-3 | 霧ヶ峰までのアクセス情報について
霧ヶ峰は観光開発された場所で宿泊施設が多く、ドライブウェイビーナスラインが高原を通っているのでマイカーでのアクセスも簡単です。
駐車場もたくさんあるので便利!
今回は車山に一番近い車山肩駐車場を利用しました!
駐車台数は約200台程停めることができ無料です。
※有料の駐車場も有り(1日1000円)
2-3 | トイレ情報
トイレも近くにあります。
アクセス情報を確認したら次はしっかりとした準備が大事です。
登山計画の立て方やおすすめの登山ギアについてまとめたページを作ったので以下のリンクをクリックして読んでみてくださいね。
>>【初心者必見】登山計画の立て方とおすすめギア!必須アイテムを揃えて安全な山行を
特に初心者の方には山の選定やルート確認、持ち物リストの作成など、準備すべきステップがたくさんあります。
この記事を参考にして、安全で楽しい山行を楽しんでくださいね!
3 | 霧ヶ峰:トレッキング記録
2024年10月12日のトレッキング記録です。
今回もコミュニティで知り合った登山仲間と一緒にトレッキングをスタートしました!
まずは車山を目指しますが、車山までは登山道というよりは緩やかな丘を登っていく感覚なので本格的な登山装備がなくても問題ありません。
ただし、道には石や岩が多く転がっているので、つまづいたり転倒しないように注意が必要です。
車で通ってきた美しいビーナスラインが見えて笹の中を通る道路の景色がとても綺麗です、
丘を歩く心地よいトレッキングです!
山頂に近づくにつれて道幅が徐々に狭くなり、さらに大きな石が多く見られるようになりました。
車山
コロボックルヒュッテから約40分位で車山山頂に到着!
とても近い距離です。
ここで記念写真を撮りました。
山頂にはテラスがあり、八ヶ岳や南アルプス、中央アルプスの美しい景色が一望できました。
また山頂には車山神社があり、景色を楽しんだ後は無事にここまで来られたことへの感謝とこのトレッキングが安全に楽しめるようにお参りしました。
車山神社には麓にある諏訪大社と同様に天に向かってそびえ立つ4本の御柱がありました。
その神々しい姿がとても印象的!
次は蝶々深山を目指します。
車山山頂から少し下ると避難所があり、トイレも利用できます。
下っていく際は白樺湖や蓼科山の美しい景色も堪能できました。
下り道は急勾配なので、慎重に歩く必要があります。
ある程度下ると分岐点の看板があり、「八島湿原・蝶々深山」方面へ進みました。
木道が始まり、稜線の美しい景色の中を歩くのはとても気持ち良いです!
途中からゆるやかな登りが続きます。
蝶々深山
蝶々深山に到着しました!
山というよりは小高い丘に登ったような感覚です。
山頂は広々としており、360°の景色を楽しむことができました。
景色を満喫した後は、物見岩へ向かって草原の中を進みます。
蝶々深山から物見岩へ向かう道は分かりやすく危険な場所はありませんが草や笹に隠れた石やぬかるんだ場所がありました。
足元には気を付けて歩く必要があります。
なだらかな草原を歩き続けるのでこちらも快適で気持ちの良いトレッキングコースでした。
物見岩
物見岩に到着しました。
この特徴的な岩が「物見岩」と呼ばれるものです。
岩の上に登って景色を楽しんでいる方もいらっしゃいました。
同じように登る際は、転落しないように十分注意してください。
物見岩からは八島湿原(八島ヶ原湿原)が一望できます。
ここからでもその広さが感じられて圧巻の風景です。
次は物見岩から下って八島湿原(八島ヶ原湿原)を目指します。
しばらく歩くと湿原に続く防護柵が見えてくるのでそれをくぐって進みます。
その先にはトイレも整備されていました。
八島湿原(八島ヶ原湿原)
これからは木道を歩いて湿原を一周します。
木道を進みながら眺める湿原の景色は素晴らしく、心癒される光景です!
観光客も多く訪れており、季節ごとに異なる高山植物が咲いているため、特に花が好きな方には6月から8月の夏の時期の訪問がおすすめです。
八島湿原(八島ヶ原湿原)の近くには「八島ビジターセンター あざみ館」があり、湿原に関する詳しい情報を得ることができます。
また、飲食店やトイレも整備されており、便利です。
八島湿原(八島ヶ原湿原)〜コロボックルヒュッテ
湿原に到着したのがちょうどお昼頃だったのでここで昼食を取りました。
昼食後は湿原をもう少し散策してからコロボックルヒュッテへ戻ることにしました。
湿原を出て少し歩くと、雰囲気の良い山小屋「ヒュッテみさやま」がありましたが、今回はコロボックルヒュッテで休憩する予定だったため、そのまま通り過ぎました。
その後、広い砂利道がしばらく続き、次にゆるやかに下る車道に出ます。
車道を下り切ると舗装された登山道を登ることになりますがこの登りが今回のコースで最もきつい部分です。
ここまでかなりの距離を歩いてきたので、最後の地味な登りが特に足にこたえます。
登り切ると、スタート地点のコロボックルヒュッテが見えてきます。
登ってきた側を見るとこれがまた絶景で良い!
これまで歩いてきた道を振り返ることができ、達成感が湧いてきました。
最後にコロボックルヒュッテの名物「ボルシチ」をいただき、帰路につきました。
お疲れ山でした!
4 | 霧ヶ峰:トレッキング中の立ち寄りスポット
4-1 | コロボックルヒュッテ
登山者や観光客が集まる人気の山小屋です。
美しい景色を楽しめる場所にあるので休憩や軽食に最適。
特に名物のボルシチが有名で訪れた際はぜひ味わいたい一品です!
近くにはトイレや駐車場も整備されており、利便性も高いです。
大変人気の山小屋でサンドイッチやトースト類は完売になることがありますので早めに行くことをおすすめします。
4-2 | 八島ビジターセンター あざみ館
八島湿原に関する情報を提供する施設です。
湿原の自然や生態系について詳しく学ぶことができ、展示や資料も充実しています。
訪問者向けにトイレや飲食スペースも整備されており、散策の際の休憩にも便利。
湿原の魅力を深く知ることができるおすすめのスポットです。
4-3 | ヒュッテみさやま
自然に囲まれた静かな場所にあり、休憩や軽食を楽しむのに最適です。
周辺を散策する際の立ち寄りスポットとしておすすめ。
木の温もりを感じられる建物で心地よい時間を過ごせます。
5 | 霧ヶ峰トレッキングを終えて
霧ヶ峰トレッキングは初心者や家族連れでも気軽に楽しめるコースが豊富で四季折々の美しい景色を満喫できる絶好のスポットでした!
車山山頂からの壮大なパノラマや八島湿原の神秘的な風景は一度訪れたら忘れられない思い出となるでしょう。
アップダウンの少ないルートや整備された休憩スポット、トイレもあるので体力に自信のない方や小さなお子様連れでも安心して楽しめます。
自然の中でのんびりと過ごしたい方、リフレッシュしたい方、家族や友人との思い出を作りたい方に霧ヶ峰トレッキングはぴったりです。
四季折々の魅力を感じながら、特別なひとときをお過ごしください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
長野県の他の登山記録も紹介していますのでこちらも読んでみてださいね。
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