皆さんこんにちは! やまはちです。
普段手に取る10円玉、表面の背景にはおなじみの建造物が描かれています。
それが平等院鳳凰堂。
平等院のデザインは硬貨だけでなく紙幣や切手などにも頻繁に使用されており、日本の文化的な象徴として広く認知され、高い評価を受けていることが言えます。
今回は京都の名所として知られる「平等院」の見所をご紹介します。
旅行計画が苦手な方でも、この記事を読んで、京都観光を存分に楽しむことができるはず!
さあ、それではいきしょう!
平等院ってどんなところ?
平等院は京都市ではなく、宇治市に位置しています。
その為、まだ実際に訪れたことがないという方も少なくないでしょう。
ちなみに場所はここです
平等院は、京都に位置する「古都京都の文化財」の一つとして世界文化遺産に登録されています。
その建築様式が世界遺産として登録されているだけではなく、本堂に配置されている阿弥陀如来坐像も世界遺産に登録されています。
世界遺産が2つなんてすごいですね!
永承7年(1052) 関白藤原頼通によって父である道長の別荘を寺院に改め創建されました。
経典に書かれる浄土の宮殿をイメージした優美で軽快な建物です。
見どころ① : 鳳凰堂
天喜元年(1053)に阿弥陀如来を安置する阿弥陀堂が建立され、その建物が現在鳳凰堂と呼ばれています。
内部には現存唯一の仏像である本尊阿弥陀如来坐像をはじめ、雲中供養菩薩像の来迎を描いた幻想的な壁扉画など平安時代の浄土教美術の頂点が集約されており、見応えがありました。
その美しさは圧巻で歴史に触れながら、美しい彫刻や絵画を堪能することができるにちがいありません。
まずは鳳凰堂の内部拝観受付をすることをおすすめします。
鳳凰堂は内部拝観ができます。
平等院に来たからには、メインの鳳凰堂の内部拝観は外せませんが、拝観には別途の拝観料を支払って受付をしなければなりません。
また受付したらすぐ入れるのではなく、1時間ごとに計3回・20名ずつの入替制になっています。
観光客が多いと待ち時間はもっと長くなり、最悪拝観受付が打ち切られることもあるため、必ず先に済ませましょう。
見どころ② : 静かな庭園
平等院には、美しい庭園も広がっています。
浄土式の借景庭園として史跡・名勝に指定され、現在鳳凰堂周辺の州浜や平橋・反橋などが整備されています
静かな空間で自然の美しさに触れながら、心を落ち着かせることができるでしょう。
見どころ③ : 鳳翔館
国宝の梵鐘や鳳凰一対、雲中供養菩薩像、十一面観音立像や平安時代の鬼瓦など貴重な文化財を多数展示している博物館。
また当時の人々が考えていた極楽浄土の様子が絵で見ることができます。
鳳翔館には、ミュージアムショップも併設されていて、御守・書籍・文具・化粧雑貨・雑貨・根付キーホルダー・香り製品・お茶などが販売されており、品揃えが豊富。
特に文具は、デザイン性の高いアイテムやマスキングテープなど揃っています。
平等院の基本情報
拝観時間
・庭園 : 8時30分〜17時30分(受付終了 17:15)
・鳳凰堂内部拝観 : 9時30分〜16時10分(各回定員50名)
※受付時間 9時00分〜先着順により無くなり次第終了
・平等院ミュージアム鳳翔館 : 9時00分~17時00分(受付終了 16時45分)
・ミュージアムショップ : 9時00分〜17時00分
・茶房 藤花 : 10時00分〜16時30分(ラストオーダーは16時00分)
・集印所 : 9時00分〜17時00分
拝観料
大人 600円
中高生 400円
小学生 300円
鳳凰堂内部の拝観には別途チケットが必要です。料金は300円/1名です。
営業時間など随時変更になる可能性もあるので、行く前に 平等院の公式サイトを確認をしておくと安心です。
アクセス
平等院のある宇治市は京都市内からは距離があるため注意。
平等院へ行くためにはJRを使う方法と京阪電鉄を使う方法の二つのルートがあります。
最寄り駅はどちらとも同じ「宇治駅」ですが駅の場所は違います。
平等院は宇治川の近くにあるのですがこの宇治川を挟んで二つの駅があるのです。
平等院まではどちらの駅からでも徒歩で10分ほどなので、ゆっくり歩きながら平等院を目指しましょう。
まとめ
平等院は、京都を代表する観光スポットの一つであり、その美しさや歴史的価値は言葉では表しきれないものがあります。
旅行計画が苦手な方でも、訪れる価値があります。
美しい建築や庭園、そして歴史に触れながら、心豊かな時間を過ごしてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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