こんにちは、やまはちです!
今回は立山連峰の魅力をたっぷりと堪能するため、雄山、大汝山、富士ノ折立を1泊2日でテント泊縦走してきました。
絶景の連続と山々の圧倒的な迫力を感じながらの登山はまさに特別な体験でした。
この記事では立山連峰縦走の詳細なコースやポイント、注意点を紹介しますのでぜひ参考にしてください。
立山の基本情報
![立山](https://yamahachi8381.com/wp-content/uploads/2024/06/65e41d974776564d95fe0d7dc3da3153-1.png)
立山は北アルプス北部の立山連峰に位置する山で3つの峰(雄山、大汝山、富士ノ折立)の総称です。
雄山のみを指して立山ということもありますが、厳密には立山と称する単独峰は存在しません。
立山登山の起点となるのは室堂です。
この周辺にはレストランや売店、ラウンジ、宿泊施設が充実し整備がいきとどいた遊歩道もあります。
立山までのアクセスについて
![立山登山口](https://yamahachi8381.com/wp-content/uploads/2024/06/trailhead-2.png)
立山に登るにはまず室堂まで来る必要があります。
室堂までは立山黒部アルペンルートを利用するか、富山駅から直通する松山バスのどちらかを使うのが一般的。
アルペンルートには富山側の立山駅と長野側の扇沢駅のどちらかから入ることになります。
詳しくは立山黒部アルペンルートのサイトを参照してください。
今回のルートとコース紹介
今年初テント泊 立山(富士ノ折立)・立山(大汝山)・立山(雄山)を登山 / ヤマハチさんの立山(雄山)・立山・立山(富士ノ折立)の活動データ | YAMAP / ヤマップ
雷鳥沢キャンプ場の基本情報
![雷鳥沢キャンプ場](https://yamahachi8381.com/wp-content/uploads/2024/06/Raichozawa-Campsite.png)
立山の山々に囲まれた素晴らしいキャンプ場。
住所: 富山県中新川郡立山町芦峅寺
電話番号:090-1632-9141(雷鳥沢野営管理所)
幕営数(最大):300
水場:有り
トイレ:有り
営業日:4月20日(土)から10月下旬(2024年)
休業日:冬季(10月下旬~4月下旬)
料金:1泊1名につき1000円
※小学生以下無料
※事前予約は不要
登山記録
2023年6月25日の登山記録です。
1日目は室堂から「みくりが池」や「地獄谷」を通って雷鳥沢キャンプ場を目指しました。
![みくりが池](https://yamahachi8381.com/wp-content/uploads/2024/06/Mikuriga-Pond.png)
室堂登山道から約15分で「みくりが池」に到着。
すごく青くてキレイです。
この池には魚がいないみたいです・・。
途中で日帰り入浴ができる施設もありました!
室堂登山口から雷鳥沢キャンプ場までは石畳の舗装された道でとても歩きやすかったです。
登山しない方でも簡単に来ることができると感じました。
雷鳥沢キャンプ場
![雷鳥沢キャンプ場](https://yamahachi8381.com/wp-content/uploads/2024/06/Raichozawa-Campsite.png)
室堂登山口から約2時間で「雷鳥沢キャンプ場」に到着。
お昼の15時前くらいに着いたのですが、テントを張っている人は数組と少なく場所選びや寝る時など快適に過ごせました。
夜勤明けでの登山でしたので夕方までテントで爆睡しちゃいました。
![夜ご飯](https://yamahachi8381.com/wp-content/uploads/2024/06/kyanp.png)
夜は持参した飛騨牛を朴葉味噌と一緒に食べました。
この絶景と一緒に食べるご飯はおいしすぎました。
雪と山とのコントラストが素晴らしい!
![登山道](https://yamahachi8381.com/wp-content/uploads/2024/06/Trail-1.png)
2日目はいよいよ立山を縦走します。
木の橋を渡りキャンプ場とさよなら。
始めは黄色のペンキ矢印を頼りに行きました。
![登山道](https://yamahachi8381.com/wp-content/uploads/2024/06/990702c0dfe60ee2f28d12f6f89ffb70.png)
その後、道が雪に覆われていたのでYAMAPを頼りに登りました。
途中から一気に急登を登り、稜線上まで行きます。
![登山道](https://yamahachi8381.com/wp-content/uploads/2024/06/8fc2dc32426411c7169007e83ab70141.png)
雷鳥沢キャンプ場から1時間30分でようやくこの道の全貌が見えました。
![稜線](https://yamahachi8381.com/wp-content/uploads/2024/06/99b28905d1d10efc995f2df14a5cd07f.png)
しばらく進むと稜線が見えてきました。
この稜線の風景が素晴らしく、思わず写真を撮りました。
まるで異世界!
景色がすごくいいです。
あの稜線を渡った先に「富士ノ折立」があります。
きれいな稜線歩きは楽しかったです。
稜線からはキャンプ場が見え、高い所まで登ってきたんだなと実感しました。
道幅が狭いので注意しましょう。
この先からはすごい急な坂・・。
富士ノ折立
![富士ノ折立](https://yamahachi8381.com/wp-content/uploads/2024/06/Fuji-no-Oritate.png)
「富士ノ折立(2999m)」に到着。
あと1mで3000mはなんかおしい・・。
富士ノ折立からは黒部ダムや後立山連峰の山々、剱岳が見えました。
次は「大汝山」に向かいます。
ここから約20分です。
大汝山
![大汝山](https://yamahachi8381.com/wp-content/uploads/2024/06/Mt.-Onanji.png)
「大汝山(3015m)」に到着。
山頂はすごく狭ったです。
ここは立山連峰最高峰とのこと。
ここから「雄山」まで約10分で行けます。
![雷鳥](https://yamahachi8381.com/wp-content/uploads/2024/06/Raicho.png)
途中で雷鳥に遭遇。
実は1日目の「雷鳥沢キャンプ場」までの道のりでも見かけたので、今回で2回目の遭遇になります!
2回とも2羽で行動していました。
5〜6月頃にかけてペアで離れることなく共に行動しているところを観察できます。
人慣れしているかんじで近くを歩いていたのでなんかほっこりしました。
こんな山の上に雷鳥がいるなんてびっくりしました。
雄山
![雄山](https://yamahachi8381.com/wp-content/uploads/2024/06/Mt.oyama2_.png)
「雄山(3015m)」に到着。
![雄山](https://yamahachi8381.com/wp-content/uploads/2024/06/a69370d94831db160ad15679761e5287.png)
人気なのか雄山は人が多い?!
山頂には雄山神社があり、景色は室堂平を一望できました。
天気が良い日は白山を見ることができるとの事でしたが、分からず・・。
ちょうどお昼頃だったのでここで昼食をとりました。
ここから室堂登山口まで下山して行きます。
急な岩の道を下りていきます。
一ノ越までは登りと下りで道が違うのですれ違いがなく楽でした。
一の越山荘
![一の越山荘](https://yamahachi8381.com/wp-content/uploads/2024/06/Ichinokoshi-hut.png)
急な岩の道を下りると「一の越山荘」に到着。
こちらの山荘ではトイレと給水ができます。
![一の越山荘](https://yamahachi8381.com/wp-content/uploads/2024/06/3e285ec49282be6dcb41744a85e003ad.png)
ここからでも室堂が一望できます。
「一の越山荘」から「室堂登山口」までは緩やかな道になります。
約1時間位かけて下山し、「室堂登山口」に到着しました。
お疲れ山!
まとめ
今回は立山連峰の雄山、大汝山、富士ノ折立を1泊2日でテント泊縦走してきました。
立山連峰の絶景と迫力を存分に味わえるこの縦走ルートは初心者から中級者や上級者まで幅広い登山者におすすめです。
山々の雄大な景色に囲まれながらの登山は心身ともにリフレッシュできる特別な体験でした。
安全に登山を楽しむためには事前の準備と情報収集が大切です。
この記事が皆さんの登山計画に役立ち、素晴らしい立山連峰の縦走体験をサポートできれば嬉しいです。
ぜひ次回の登山で立山連峰の雄大な自然を満喫してみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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