入笠山 雪山登山|初心者向けの装備・ルート・アクセス完全解説【沢入登山口】

やまはち

皆さんこんにちは、やまはちです!

登山初心者

冬山登山に興味はあるけれど「寒さ」や「視界不良」が心配…。

やまはち

そんなことを感じていませんか?
そんな方にぴったりなおすすめの山である入笠山へ行ってきました。

今回はあえてゴンドラを使わず沢入登山口から登り、雪山ならではの静かな銀世界や絶品の山小屋グルメを堪能。

気軽に冬の絶景が楽しめる入笠山の魅力や詳しい登山コース、アクセス情報を実際の体験を含めて紹介します。

初めての雪山でも安全に楽しめるポイントも解説しますのでぜひ参考にしてくださいね。


寒さを楽しめる快適な冬山歩きへ

やまはち

あなたも冬の登山で「寒さが怖い」や「装備が不安」と感じていませんか?

でも大丈夫。
正しい装備を知り、手に入れるだけであなたの冬の山歩きは劇的に変わります。

快適な体験
  • 雪景色を楽しみながら、汗冷えせずに最後まで気持ちよく歩ける
  • 風が吹いても体温をしっかりキープ
  • 滑りにくい装備で転倒の不安が減り、安心して絶景を楽しめる

こうした快適な体験が特別な準備をしなくても、手軽な低山で叶うのです。

本記事で初心者でも取り入れやすい冬の低山向けギアを厳選してご紹介。

「冬の登山=ツラい」を卒業して、寒さを楽しめる登山ライフを始めましょう!

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この記事はこんな方におすすめ
  • 雪山登山に興味を持っている初心者の方
  • 力に自信はないけど冬山の絶景を楽しみたい方
  • 冬山ならではの絶景を楽しみたい方
  • 安全に雪山登山を楽しみたい人
  • 新しいアウトドア体験を探している方




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入笠山の山頂
入笠山の山頂

入笠山(にゅうかさやま)は長野県富士見町に位置する標高1,955mの山で四季を通じて登山者に親しまれています。

特に冬は雪山登山の入門コースとして人気でゴンドラを利用すれば、標高1,780m付近まで楽にアクセスできます。

基本情報
  • 標高:1,955m
  • 所在地:長野県諏訪郡富士見町
  • 山域:南アルプス北端
  • 登山適期:通年(冬は雪山装備が必要)
  • 難易度:初心者~中級者向け
ゴンドラ
富士見パノラマリゾートのゴンドラ

入笠山は富士見パノラマリゾートのゴンドラを利用することで標高1,780m付近まで一気にアクセスできます。

ゴンドラを降りれば、山頂までの標高差はわずか約175m

体力に不安のある方や初心者にもぴったりで挑戦しやすい雪山登山の入門コースです。

やまはち

体力に不安のある方や初心者にもぴったりで挑戦しやすい雪山登山の入門コースです。

雪道

沢入登山口からのルートは道幅が広く傾斜も緩やかな箇所が多いため、初めての雪山登山に最適なコース設計となっています。
途中には山小屋やトイレもあり、休憩を挟みながら安全に登山を楽しめます。

山頂の絶景&山小屋グルメが充実

入笠山の山頂からの景色
山頂からの景色
牛の赤ワイン煮
牛の赤ワイン煮

山頂からは南アルプス、八ヶ岳、富士山など名だたる山々が一望でき、冬ならではの真っ白な景色が広がります。

下山後には「ヒュッテ入笠」で名物の牛の赤ワイン煮やポークステーキ定食を楽しめるのも人気の理由です。

【体験記】沢入登山口から登る!入笠山雪山ルート詳細




ゴンドラを使わずに入笠山へ登山 / ヤマハチさんの入笠山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
やまはち

今回はゴンドラを使用せず、入笠山沢入登山口から登りました!

合計所要時間:約3時間30分(休憩時間含まず)
合計距離:約6.8km 

2025年2月17日の登山記録です。

今回はコミュニティメンバーと共に登山スタート。

登山口

登山口付近は雪がうっすら積もっているくらいだったのでそのままアイゼンなしでスタートしました。

山彦荘までは約1時間。基本的に道は緩やかで歩きやすかったです。

最初は階段が続く道で雪が溶けて凍っている部分もありました。

雪道

歩き始めて15分くらい経つと一気に雪が増えてきたのでチェーンスパイクを装着。

山頂まではチェーンスパイクで十分な積雪でした。

他のメンバーは今回が初めての雪山だったので経験を積む意味も込めて、あえて12本爪のアイゼンを付けて登っていました。

道も全体的に緩やかで歩きやすく、雪山特有の静けさを楽しみながら進みました。

山彦荘
山彦荘
真っ白な銀世界
真っ白な銀世界

約1時間で山彦荘に到着。冬季は閉鎖中です。

この辺りから天気が悪くなり、雪もちらつき始めました。

一気に景色が真っ白な銀世界になり、雪山らしさが感じられます。

近くには水洗の綺麗なトイレもありました。

この辺りからゴンドラを使って登ってきた人たちと合流するので意外と賑やかでした。

振り返った時の景色
振り返った時の景色

しばらく進むとお花畑エリアに到着し、開けた場所に出ました。

ここは少し坂が急でしたが歩きやすく、振り返ると雪原や景色が本当に綺麗。

天気も徐々に回復してテンションも上がります!

その後は林の中を進みます。

トレースが複数あるので道迷いに注意が必要でした。

「山頂まであと5分」の看板を過ぎると最後はかなりの急坂。

ここは焦らず、ゆっくり登りました。

山頂で記念撮影
山頂で記念撮影

登山口から1時間40分ほどで山頂に到着。

山頂は広くて360度の眺望が楽しめるはずでしたがこの日は雲がかかってしまい、周りの山はほぼ見えませんでした・・。

また強風だったので記念撮影だけしてヒュッテ入笠に向かって下山しました。

山頂
山頂

下山途中に振り返ると雲が抜けて青空が見え始めました。

やまはち

最後に山頂の綺麗な景色を写真に収めることができて良かったです!




山頂からヒュッテまでは約20分。

ここで昼食を取りました。

ザックやアイゼン置き場
ザックやアイゼン置き場

営業時間が11時~13時で売り切れ次第終了とのことなので早めに行くのが良さそうです。

ザックやアイゼンなどは近くの置き場に置いて店内へ入りましょう.

牛の赤ワイン煮
牛の赤ワイン煮
ポークステーキ定食
ポークステーキ定食

自分は牛の赤ワイン煮を注文。

パンは別料金でした。

じっくり煮込まれた牛すじはスプーンで簡単に崩れるほど柔らかく、赤ワインのコクがしっかりと染み込んでいて、寒い雪山の中で食べると格別の美味しさ。

やまはち

添えられたパン(トーストで温め可能)をソースに浸しながら食べるとより一層味わい深く、体の芯から温まる大満足の一品でした。

一緒に行ったメンバーはポークステーキ定食を注文。

味噌汁やサラダもついてボリューム満点でした。

帰り道はヒップソリを使いながら楽しく下山。

無事に駐車場に戻り、「お疲れ山!」と締めくくった登山でした。

やまはち

入笠山には「沢入登山口ルート」と「ゴンドラ利用ルート」の2つの登山ルートがあります。

それぞれ起点となる駐車場やアクセス方法が異なるため、事前にしっかり確認しておきましょう。

【① 沢入登山口ルート】

沢入登山口駐車場
沢入登山口駐車場
やまはち

今回の体験レポートで利用した駐車場になります。

  • 駐車場名:沢入登山口駐車場
  • 料金:無料
  • 収容台数:約30台
  • 冬季利用:可能(ただし雪で埋まっている場合もあり)
  • トイレ:冬季は閉鎖されていることあり
  • 注意点:舗装されていないため、4WD推奨

この駐車場からはゴンドラは利用できません。

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