
皆さんこんにちは、やまはちです!

雪山登山に挑戦したいけど、難しい山はちょっと不安…。

そんな方にぴったりな初心者に優しい『入笠山』へ行ってきました!
今回はあえてゴンドラを使わず沢入登山口から登り、雪山ならではの静かな銀世界や絶品の山小屋グルメを堪能。
気軽に冬の絶景が楽しめる入笠山の魅力や詳しい登山コース、アクセス情報を実際の体験を含めて紹介します。
初めての雪山でも安全に楽しめるポイントも解説しますのでぜひ参考にしてくださいね。
冬の入笠山へ登山をする際はぜひこの記事を参考にしてください!

雪山に必須のスノーギアについて別記事で紹介してます。
>>雪山に必須のスノーギア!登山を楽しむための厳選装備5選と選び方
1 | 入笠山の見どころ(雪山)

入笠山(にゅうかさやま)は長野県富士見町に位置する標高1,955mの山で四季を通じて登山者に親しまれています。
特に冬は雪山登山の入門コースとして人気でゴンドラを利用すれば、標高1,780m付近まで楽にアクセスできます。
1-1 |【雪山の絶景スポット!】360度の大絶景!

山頂からは南アルプス、中央アルプス、八ヶ岳、北アルプス、そして富士山まで見渡せます。
特に雪化粧した八ヶ岳の迫力は圧巻!
晴れた日は青空とのコントラストが美しく、冬ならではの絶景が楽しめます。
1-2 |【初心者に優しい!】ゴンドラ利用で楽々アクセス

入笠山は富士見パノラマリゾートのゴンドラを利用することで標高1,780m付近まで一気にアクセスできます。
ゴンドラを降りれば、山頂までの標高差はわずか約175m!

初心者でも挑戦しやすい雪山登山の入門コースです。
2 | 入笠山へのコース紹介とアクセス情報
2-1 | コース (所要時間:往復で3時間30分)
ゴンドラを使わずに入笠山へ登山 / ヤマハチさんの入笠山の活動データ | YAMAP / ヤマップ

今回はゴンドラを使用せず、入笠山沢入登山口から登りました!
合計所要時間:約3時間30分(休憩時間含まず)
合計距離:約6.8km
2-3 | アクセス情報

入笠山沢入登山口駐車場を利用しました。
無料で約30台位停められます。
2-4 | トイレ情報



トイレは駐車場付近にありますが冬季は閉鎖されていました。
道中にもトイレがあり、そちらは使用可能でした。
アクセス情報を確認したら次はしっかりとした準備が大事です。
登山計画の立て方やおすすめの山の装備アイテムについてまとめたページを作ったので以下のリンクをクリックして読んでみてくださいね。

特に初心者の方には山の選定やルート確認、持ち物リストの作成など、準備すべきステップがたくさんあります。
この記事を参考にして安全で楽しい山行を楽しんでくださいね!
3 | 入笠山:登山記録
2025年2月17日の登山記録です。
今回はコミュニティメンバーと共に登山スタート。

登山口付近は雪がうっすら積もっているくらいだったのでそのままアイゼンなしでスタートしました。
山彦荘までは約1時間。基本的に道は緩やかで歩きやすかったです。
最初は階段が続く道で雪が溶けて凍っている部分もありました。


歩き始めて15分くらい経つと一気に雪が増えてきたのでチェーンスパイクを装着。
山頂まではチェーンスパイクで十分な積雪でした。
他のメンバーは今回が初めての雪山だったので経験を積む意味も込めて、あえて12本爪のアイゼンを付けて登っていました。
道も全体的に緩やかで歩きやすく、雪山特有の静けさを楽しみながら進みました。


約1時間で山彦荘に到着。冬季は閉鎖中です。
この辺りから天気が悪くなり、雪もちらつき始めました。
一気に景色が真っ白な銀世界になり、雪山らしさが感じられます。
近くには水洗の綺麗なトイレもありました。
この辺りからゴンドラを使って登ってきた人たちと合流するので意外と賑やかでした。


しばらく進むとお花畑エリアに到着し、開けた場所に出ました。
ここは少し坂が急でしたが歩きやすく、振り返ると雪原や景色が本当に綺麗。

天気も徐々に回復してテンションも上がります!
その後は林の中を進みます。
トレースが複数あるので道迷いに注意が必要でした。
「山頂まであと5分」の看板を過ぎると最後はかなりの急坂。
ここは焦らず、ゆっくり登りました。
3-1 | 入笠山の山頂に到着

登山口から1時間40分ほどで山頂に到着。
山頂は広くて360度の眺望が楽しめるはずでしたがこの日は雲がかかってしまい、周りの山はほぼ見えませんでした・・。
また強風だったので記念撮影だけしてヒュッテ入笠に向かって下山しました。

下山途中に振り返ると雲が抜けて青空が見え始めました。

最後に山頂の綺麗な景色を写真に収めることができて良かったです!
3-2 | ヒュッテ入笠で昼食
山頂からヒュッテまでは約20分。
ここで昼食を取りました。


営業時間が11時~13時で売り切れ次第終了とのことなので早めに行くのが良さそうです。


自分は牛の赤ワイン煮を注文。
パンは別料金でした。
じっくり煮込まれた牛すじはスプーンで簡単に崩れるほど柔らかく、赤ワインのコクがしっかりと染み込んでいて、寒い雪山の中で食べると格別の美味しさ。

添えられたパン(トーストで温め可能)をソースに浸しながら食べるとより一層味わい深く、体の芯から温まる大満足の一品でした。
一緒に行ったメンバーはポークステーキ定食を注文。
味噌汁やサラダもついてボリューム満点でした。
帰り道はヒップソリを使いながら楽しく下山。
無事に駐車場に戻り、「お疲れ山!」と締めくくった登山でした。
4 | 冬の入笠山登山の注意点
4-1 | 天候チェックは必須
天気が良ければ絶景が楽しめるが雪や風が強いと視界不良で危険。
事前に天気予報をチェックして悪天候なら無理せず引き返す判断を!
4-2 | アイゼンを必ず装着
入笠山は比較的優しい雪山とはいえ、山頂直下は凍結していることが多い。
アイゼンやチェーンスパイクがないと滑落のリスクがあるので必ず装着しましょう。
4-3 | ゴンドラの最終時間を確認
ゴンドラを利用する場合は帰りのゴンドラの最終運行時間を事前に確認し、時間に余裕をもって下山しましょう。
5 | 入笠山への登山を終えて

今回の入笠山の雪山登山は初心者でも楽しめるコースながらも本格的な雪山の雰囲気を味わえる素晴らしいものでした。
ゴンドラを使わずに登ると適度な運動量で雪景色や冬山の静けさ、美味しい山小屋グルメなどの楽しみが盛りだくさん。
これから雪山登山を始めたい方や気軽に冬山の絶景を見たい方には特におすすめの山です。
安全装備と天候チェックをしっかり行って冬の入笠山を満喫してくださいね!
5-1| 次のアクション
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