
こんにちは、やまはちです!
百名山でありながら登山初心者にも人気の「蓼科山」。
アクセスしやすく、短時間で登頂できるコースもあり、週末の日帰り登山にも最適です。
本記事では実際に7合目登山口から登った体験をもとに駐車場情報・ルート・所要時間・難易度などを詳しくレポート。
さらに下山後に立ち寄れる温泉やグルメ情報も紹介しています。
蓼科山登山を検討している方は、ぜひ参考にしてください!
登山コミュニティ「ぽてぽて登山部」とは?
今回のイベントは初心者さんやゆる登山が好きな方が集まるコミュニティ「ぽてぽて登山部」が主催しました。
- いきなり本格登山は不安…
- のんびり自分のペースで山を楽しみたい
そんな気持ちを大切に、ゆるく、でもちゃんと楽しい登山イベントを企画しています。
LINEオープンチャットなので気軽に参加・退会OK!
1 | 蓼科山の基本情報

八ヶ岳連峰の北端に位置する標高2,530mの山です。
円錐形の美しい山容から諏訪富士とも呼ばれ、日本100名山にも選ばれています。
山頂は広大で大きい岩が敷き詰められている独特な場所。
山頂からの展望は八ヶ岳連邦をはじめ、浅間山や霧ヶ峰、美ヶ原、北アルプスなど360°見渡せます。

八ヶ岳の中でもコースタイムが短く登山初心者にもおすすめな山です!
2 | 蓼科山へのコース紹介とアクセス情報
2-1 | 短時間で行けるお手軽コース (所要時間:2時間40分)
蓼科山 / 森のさんの蓼科山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
※今回は一緒に登ったぽてぽて登山部メンバーの記録を参照しています。
合計所要時間:約2時間40(休憩時間含まず)
合計距離:約4.8km

今回は一番登山者の多く、時間の短い蓼科山7合目からスタートするコースで山頂を目指しました。
2-2 | 蓼科山へのアクセス情報

蓼科山七合目登山口までは車で来ることができます。料金は無料。
冬は通行止めになる可能性があるので注意してください。
駐車場は登山口の正面と登山口の手前100mの所にあります。
全て無料で合わせて約50台ほど停めることができます。
訪れた日は6月上旬の土曜日で朝11時位に駐車場に着いた時はほぼ満車でしたが、たまたま下山してきた方と入れ替わることができてほっとしました。
それも登山口正面に駐車することができました。
2-3 | トイレ情報

トイレは登山口の鳥居の側にありました。
3 | 蓼科山:登山記録
2025年6月7日の登山記録です。
当初の予定は北八ヶ岳・高見石トレッキング。
朝10時頃に参加メンバーと一緒に白駒池駐車場へ行きましたが…すでに満車!
新緑シーズン真っ只中の人気スポットとあって、近隣の麦草峠公共駐車場も満車。

これは大ピンチ?!
でもせっかく集まったから、別の山を登ろう!と急遽作戦会議。
近場で登れる山を相談し、日本百名山のひとつである蓼科山へ行き先を変更することにしました。
みなさん快く賛成してくれて車で移動。
3-1 | 七合目登山口コース

蓼科山7合目登山口へ到着し、登山口にある鳥居で無事を祈って一礼。
いよいよ登山スタートです。
最初は緩やかな登り。

森の中は苔がびっしりと広がり、木漏れ日が差し込んでまるで別世界。
「このまま穏やかな道が続くのかな」と思ったのも束の間。
20分ほどで急登スタート!
ガレ場と浮石に足を取られないよう、慎重に一歩ずつ登っていきます。


約1時間で蓼科山荘に到着。
みなさん、ちょっとバテ気味(笑)。

自分は蓼科山荘で豚角煮おこわをいただきました。
もちもちのご飯にほろほろのお肉、登山で疲れた体に沁みわたる味わいです。
休憩を挟み、いよいよ山頂を目指してアタック開始。

蓼科山荘から山頂までは標高差200mほどを一気に直登。
巨大な岩がゴロゴロする道を、手も使いながらよじ登ります。
鎖場もあり、グローブ必須!
3-2 | 登頂成功!蓼科山から見渡す360度の大パノラマ

無事に全員で蓼科山山頂(2,530m)へ到着!


山頂からは八ヶ岳連峰、北アルプス、南アルプス、御嶽山、霧ヶ峰まで見渡せる360度の大パノラマ。
素晴らしい眺めにみんな感動。

また山頂中央に神社があり、無事に登れたことへの感謝を参拝。
参拝後は持参したお弁当を広げ昼食タイム。

山で食べるごはんはやっぱり格別でした。
下山後のお楽しみ|炭酸ジュースとアイスで乾杯

下山は慎重に絶景を楽しみながら目の前に広がる青空と遠く連なる山並みに見とれつつ、一歩一歩確実に足を運びました。
ゴツゴツとした岩場をゆっくりと降り、登りでは気づかなかった景色にも目を向けます。

時折立ち止まって振り返ると山頂で過ごした時間がすでに懐かしく感じられるほど。
疲労感はあるものの、それを上回る達成感と清々しさ。
山を下りるたび、また新しい山へと心が向かう。そんな余韻を胸に、無事に蓼科山荘へ戻ってきました。

蓼科山荘に戻ると、炭酸ジュースで乾杯。
参加者のみなさんもアイスを食べて疲れた体を癒しました。
登山開始から約4時間30分、無事に登山口まで下山。
最後に鳥居に一礼して、今回の登山は終了です。
4 | 蓼科山:トレッキング後の立ち寄りスポット
4-1 | 喫茶 蓼科アイス

蓼科湖の湖畔にある道の駅内のアイスのお店。
お店の中の雰囲気も良く「フローズンヨーグルトはちみつがけ」を注文したのですがとても美味しかったです。
トレッキング後の疲れた体にぴったり。

味は濃厚で湖を眺めながら頂くソフトクリームは格別。
4-2 | 御射鹿池

農業用のため池で農林水産省の「ため池百選」に選ばれています。
季節ごとに静寂の中に深みのある景色を観ることができる人気のスポット!
テレビCMで話題になりました。
4-3 | 蓼科温泉 小斉の湯
長野県で唯一の「草津」と同じで源泉掛け流しの高温酸性温泉!
入浴料は700円で良心的(2024年9月30日現在)

内湯と露天風呂があり、肌はスベスベで体の中から温まって良い温泉でした!

5 | 急な予定変更も最高の思い出に!次回イベントもお楽しみに
本当は、北八ヶ岳の高見石を歩く予定でしたが朝から駐車場は満車。
急なプラン変更を余儀なくされました。
それでも参加者のみなさんがすぐに切り替えてくださり、「じゃあ次はどこ行こうか!」と前向きに相談。

そんな皆さんの柔軟さと温かさに、心から感謝しています。
急きょ向かった蓼科山は天候にも恵まれ、まさに登山日和。
新緑の森、苔むした道、山頂からの360度パノラマ… 予定外だったからこそ味わえた景色や出会いがありました。
結果的に今回の登山は忘れられない素晴らしい体験となり、それもすべて、参加してくれた皆さんのおかげです。

こうして一緒に自然の中で汗をかき、山を楽しめたことに改めて「登山の魅力ってやっぱりここにあるな」と感じました。
ちなみに高見石トレッキングは9月にリベンジ予定です!
今度は紅葉が美しい季節。
今回行けなかった分も含めて、またみんなで素敵な時間を過ごせたらと思っています。
次回のイベントレポートもぜひ楽しみにしていてくださいね。
みなさんとまた山でお会いできる日を、今からとても楽しみにしています!
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