やまはち皆さんこんにちは、やまはちです!
今回は三重県・鈴鹿市にある鈴鹿セブンマウンテンのひとつ、入道ヶ岳(にゅうどうがたけ)を登山仲間と歩いてきました。



歩きやすくて初心者でも安心な山を探している



登山はまだ慣れてないけど、信仰の山や自然の景色に癒されたい



そんな方にぴったりなのが、沢沿いの変化が楽しい「井戸谷コース」と尾根道が心地よい「二本松コース」を周回するルートです!
登山初心者や日帰りでリフレッシュしたい方にぴったりの山です。
ぜひ最後まで読んで次の山選びのヒントにしてみてください!
寒さを楽しめる快適な冬山歩きへ



あなたも冬の登山で「寒さが怖い」や「装備が不安」と感じていませんか?
でも大丈夫。
正しい装備を知り、手に入れるだけであなたの冬の山歩きは劇的に変わります。
- 雪景色を楽しみながら、汗冷えせずに最後まで気持ちよく歩ける
- 風が吹いても体温をしっかりキープ
- 滑りにくい装備で転倒の不安が減り、安心して絶景を楽しめる
こうした快適な体験が特別な準備をしなくても、手軽な低山で叶うのです。
「冬の登山=ツラい」を卒業して、寒さを楽しめる登山ライフを始めましょう!
\出発前にチェック!寒さ対策の服装ポイントをわかりやすく解説!/


- 登山初心者〜中級者の方
- 日帰りで登山を楽しみたい方
- 歴史や文化に興味がある方
- 仲間や家族と穏やかに登れる山を探している方
- 駐車場、アクセスなど基本情報を知りたい方
入道ヶ岳とは?(場所・信仰・人気の理由)





比較的なだらかな山容とアクセスの良さから、初心者にも人気の山!
また入道ヶ岳は古来より信仰の山とされ、山頂には椿大神社の奥宮が祀られており、登山と参拝を同時に楽しむことができます。
- 標高:905m
- 所在地:三重県鈴鹿市(鈴鹿山脈南部)
- 特色:信仰の山・絶景・初心者向け
- アクセス:
【車】東名阪自動車道「鈴鹿IC」から約20分
【公共交通】近鉄「平田町駅」から三重交通バス →「椿大神社」下車
※椿大神社周辺に無料駐車場あり(登山者利用OK) - 気候:
・春〜秋は比較的登りやすく、特に新緑(4〜5月)と紅葉(10〜11月)が人気
・夏は沢沿いルートが涼しいが熱中症と虫対策を!
・冬は積雪があり、軽アイゼンや防寒装備が必要(初心者には非推奨)
入道ヶ岳が人気の理由
- 登山初心者でも登頂できるルート構成
- アクセスが良く、公共交通&車の両方に対応
- 鳥居や奥宮など、山中で文化・歴史も体感できる
- 頂上からの展望が360度に広がる絶景スポット
初心者の登山デビューや信仰登山にぴったりの山です。
入道ヶ岳へのアクセス・駐車場・トイレ情報
入道ヶ岳は交通アクセスの良さも人気の理由のひとつです。
特に登山口にある椿大神社は地元では初詣や厄除けで知られる有名な神社で登山者だけでなく観光目的でも多くの人が訪れます。
車でのアクセス




東名阪自動車道「鈴鹿IC」から約20分ほどで椿大神社に到着します。
登山者用には第3登山者駐車場が整備されており、50台ほど駐車可能で料金は無料です。
椿大神社には他にも駐車場がありますが、登山者は第3駐車場を利用するのがマナーです。
駐車場情報まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 椿大神社 第3登山者駐車場 |
| 駐車可能台数 | 約50台 |
| 料金 | 無料 |
| トイレ | 第1駐車場にあり(徒歩5分) |
| 徒歩距離 | 駐車場から登山口まで約10分 |
〒519-0315 三重県鈴鹿市山本町1818
公共交通でのアクセス
近鉄「平田町駅」から三重交通バスに乗車し、「椿大神社」バス停で下車します。
バス停から登山口までは徒歩圏内ですが、本数が少ないため事前の時刻チェックが必須です。
トイレ情報


- トイレは「第1駐車場」に設置されています。
- トイレから第3駐車場までは徒歩5分程度。
- 登山前に必ず済ませておくのがおすすめです。
登山口付近には自販機や水場はありません。
事前に準備を整えましょう。
入道ヶ岳の登山は、初心者から中級者まで楽しめるルート構成が魅力です。特に人気なのが「井戸谷コース」と「二本松コース」の組み合わせによる周回ルート。登りと下りで異なる表情の道を歩けるため、変化に富んだ山行を楽しむことができます。
ここでは、それぞれのコースの特徴や所要時間、歩行距離、難易度などを比較しながら紹介します。
入道ヶ岳の登山ルート徹底比較
井戸谷コース(登り)|水と緑が魅力の沢沿いルート


名前の通り、沢沿いを進む涼やかな道で夏場でも比較的快適に登れるのが特徴です。
序盤は杉林の中を緩やかに進みますが、次第に沢に近づくにつれ、飛び石で小川を渡ったり、苔むした岩の間を歩いたりと、まるでアスレチックのような楽しさがあります。
木漏れ日が差し込む沢沿いの雰囲気は、まさに自然の癒し空間。
- 所要時間:約90分(休憩なし)
- 距離:約2.8km
- 難易度:★★☆☆☆(初心者〜中級者向け)
- おすすめ:新緑(4〜5月)、紅葉(10〜11月)、涼しい夏の沢登り風登山
特に紅葉の時期は沢沿いの黄色や赤の葉が水面に映り込む幻想的な風景が広がります。
二本松コース(下り)|穏やかな尾根道でリラックス下山


上りで体力を使ったあとの下山に選ぶ人が多く、穏やかな傾斜が続くため、リラックスしながら帰ることができます。
ルートは整備されていて歩きやすく、ところどころで視界が開けるスポットもあるため、景色を楽しみながら歩くのにぴったりです。
途中にはベンチや広場のような場所もあり、休憩をとるにも最適。
- 所要時間:約80分(休憩なし)
- 距離:約2.6km
- 難易度:★☆☆☆☆(初心者OK)
- おすすめ:下山ルートに最適、通年利用可
静かな尾根歩きと森林浴を同時に楽しめる、癒し系ルートです。
ルート比較表
| コース名 | 特徴 | 所要時間 | 難易度 | 距離 | おすすめ季節 |
|---|---|---|---|---|---|
| 井戸谷 | 沢沿い・岩場あり | 約90分 | 中級 | 約2.8km | 夏・秋(紅葉) |
| 二本松 | 尾根道・開放感 | 約80分 | 初級 | 約2.6km | 通年OK |
周回コースについて
2つのルートを使って登る周回コースは登りで体験的な井戸谷、下りで穏やかな二本松と対照的な魅力を味わえるベストルートです。
全体で3時間ほどの行程で登山初心者でも無理なくチャレンジできます。
入道ヶ岳には、ただ登るだけでなく、道中や山頂で心を打たれるような絶景スポットが点在しています。自然の美しさと信仰文化が融合するこの山ならではの見どころを、エリアごとに紹介します。
入道ヶ岳の絶景・見どころ(山頂・奥宮・沢沿い)
山頂|360度の大パノラマが広がる絶景スポット




山頂に到着するとそこには大きな鳥居があり、遠くからも存在感を放っています。



鳥居越しに見る空と鈴鹿山脈の稜線はまるで一枚の絵画のよう!
山頂は開けていて視界を遮るものがなく、北側には御在所岳・鎌ヶ岳、南には伊勢湾、天気が良ければ名古屋の街並みや知多半島まで見渡せることもあります。
特におすすめの時間帯は朝〜昼前。
空気が澄んでいて視界が抜群です。
奥宮|椿大神社の聖地で心が整う


山頂の奥には猿田彦大神を祀る椿大神社の奥宮があります。
登山で汗をかいたあと、奥宮の前で一礼する時間は心を静かにリセットする貴重なひととき。
信仰登山として訪れる人も多く、パワースポットとしても注目されています。
沢沿い(井戸谷コース)|音と光の癒しトレイル


井戸谷コースの中盤からは、沢に沿って進む涼やかな道が続きます。
足元には小さな生き物の気配があり、頭上には木漏れ日。まさに「五感で楽しむ道」と言えるでしょう。
写真スポットも多数。紅葉時期は特にSNS映え間違いなしです。
おすすめ撮影スポットまとめ
- 山頂の鳥居+青空(パノラマ構図)
- 奥宮の拝殿前(信仰の雰囲気)
- 沢沿いの岩場(新緑と苔)
- 二本松コースから見下ろす鈴鹿の街並み
コースやアクセス情報を確認した後は装備の最終チェックをお忘れなく!



忘れ物がないか不安…。



初心者だけど何を持って行けばいいか分からない。



そんな方のために登山前に読むべきチェックリストを作成しました。
初心者にこそ読んでほしい失敗しない登山準備のコツが分かる記事はこちら!
\ お出かけ前に忘れ物で困らないようチェック! /
入道ヶ岳:登山記録
ここからは実際に私たちが登った入道ヶ岳登山の一日を時系列で紹介していきます。
はじめてこの山を訪れる方にも実際の流れや雰囲気が伝わるように体験を写真とともに記録しました。
周回コース概要(所要時間:約3時間)
入道ヶ岳へ登山 / ヤマハチさんの入道ヶ岳・北の頭の活動データ | YAMAP / ヤマップ



今回は井戸谷コースから登り、二本松コースで下山しました!
周回の所要時間:約3時間(休憩時間含まず)
周回距離:約5.4km
2025年5月4日の登山記録です。
今回もおなじみの登山コミュニティの仲間たちと一緒に入道ヶ岳の山旅をスタート。
出発|椿大神社で登山の安全祈願


朝9時すぎに第3登山者駐車場に到着。
ここから椿大神社までは歩いて数分。登山前に本殿で手を合わせ、今日の安全登山を祈願しました。
境内は朝の清らかな空気に包まれ、心が整う感覚になります。
登山開始|井戸谷コースを歩く


登山口へは神社の裏手を進んで約10分ほど。



はじめは緩やかな林道。
足元には落ち葉が積もり、森の中を歩く心地よさが広がります。
次第に沢の流れが近づいてきて、水音とともに本格的な山道に入ります。


大きな岩を乗り越えたり、石の上を飛び越えたりとまるでアスレチックのような楽しさも。
登るにつれて勾配はきつくなりますが、岩の間から小さな花が顔を出していたり、苔むした倒木に癒されたりと見どころが多くて足取りも軽くなります。
やがて沢沿いのルートを離れ、斜面を登っていくと徐々に木々が減り、視界が開けてきました。


ふと後ろを振り返ると、これまで歩いてきた道のりの先に鈴鹿の街並みが広がって思わず「こんなに登ってきたんだ」と感動。
息を整えつつ、あともうひと頑張りと励まし合いながら、最後の登りに挑みます。
山頂到着|絶景と鳥居が迎えてくれる


登山開始から約90分で山頂に到着。



晴天だったこの日は伊勢湾、鈴鹿の街、御在所岳、鎌ヶ岳、さらには名古屋のビル群まで見渡せました。
風が心地よく、持ってきたおにぎりが格別に美味しいひととき。
奥宮参拝|心が洗われる静寂な空間


山頂の奥へ進むと椿大神社の奥宮がひっそりと佇んでいます。



苔の生えた石段を上がるとそこには静謐な空気が漂い、言葉にできない神聖な空間に。
登山の達成感とともに、感謝の気持ちを込めて一礼。
下山|二本松コースでゆるやかに降る


帰りは尾根沿いの二本松コースを利用。
木々に囲まれた静かな道を歩きながら、登ってきた景色を思い出す時間に。
途中にはベンチや景色の良いポイントもあり、休憩を取りながら無理なく下山できます。
下山後のお楽しみ|名物ソフトでご褒美タイム





疲れた身体に染み渡る甘さと冷たさで、登山の締めくくりにふさわしいご褒美でした。
このように入道ヶ岳の登山は自然と文化、
リフレッシュと癒しを一度に体験できる非常に満足度の高い山旅です。
登山に必要な装備・服装(初心者向け)
入道ヶ岳は初心者でも登れる山として知られていますが、自然相手の登山ではしっかりとした装備が安全確保の第一歩です。
ここでは季節ごとの服装と登山初心者が最低限準備しておきたい装備品を紹介します。
季節別のおすすめ服装
| 季節 | 服装のポイント |
|---|---|
| 春(3〜5月) | ウィンドブレーカー+長袖シャツ。朝晩の冷えに注意 |
| 夏(6〜9月) | 吸汗速乾素材のTシャツ+アームカバー。虫対策必須 |
| 秋(10〜11月) | 軽フリース+ソフトシェル。紅葉は気温の変化が大きい |
| 冬(12〜2月) | インナー+ダウンor防風アウター。軽アイゼンも推奨 |
冬場は初心者にはやや難易度が上がるため、経験者との同行が望ましいです。
必携の登山装備リスト(初心者用)
- 地図(YAMAPなどアプリでもOK
- 行動食(おにぎり、ようかん、ナッツなど)
- 水分(最低1リットル以上)
- モバイルバッテリー(スマホのGPS用)
- レインウェア(突然の雨に備える)
- ヘッドライト(予備バッテリーも)
迷いやすい道ではありませんが備えあれば憂いなし。
基本装備を常に携帯しましょう。
関連記事リンク(あわせて読みたい)
\低山登山に必要な服装とレイヤリングの基本/
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まとめ|入道ヶ岳は初心者も大満足の信仰登山スポット
入道ヶ岳は標高こそ900mと手頃ながら、信仰の歴史・絶景・変化に富んだ登山道を兼ね備えた初心者から中級者まで楽しめる魅力的な山です。
また登山口の椿大神社や山頂の奥宮など、信仰文化に触れられるのも入道ヶ岳ならでは。
心身ともにリフレッシュできる山旅になること間違いなしです。
- 初心者でも登りやすく達成感のある山
- 公共交通・車ともにアクセス良好
- 信仰・自然・文化が融合した独自の魅力
「次はどの山に登ろう?」と考えている方はぜひ入道ヶ岳を候補に入れてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
鈴鹿セブンマウンテン制覇を目指そう!おすすめ登山記事まとめ
実は他にも魅力的な山が勢ぞろいしています。
季節ごとの絶景、初心者向けルート、信仰文化や山小屋体験など、山ごとに異なる楽しみがあります。



この記事では筆者が実際に登った鈴鹿セブンマウンテンの登山レポートを厳選してご紹介します。



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