日々の忙しさから離れて自然の中でリフレッシュしませんか?
今回は1泊2日のテント泊で木曽駒ヶ岳に挑戦しました。
標高2,956mの木曽駒ヶ岳は初心者からベテランまで楽しめる山です。
初心者の方でも安心して楽しめるルートやアクセス情報を解説していますのでぜひ参考にしてください。
登山後には地元の温泉や名物グルメを楽しむスポットもご紹介していますので登山プランを充実させるのに役立てていただければ嬉しいです。
木曽駒ヶ岳の基本情報
木曽駒ヶ岳
長野県の南西部に位置する中央アルプス。
木曽駒ヶ岳は中央アルプス最高峰であり、日本百名山にも選ばれています。
標高は2,956mです。
千畳敷カール
中央アルプスの魅力はなんといっても千畳敷カールでしょう。
ロープウェイに乗れば気軽にこの景色を見られることから、観光客にも人気の場所。
千畳敷駅は日本最高峰のロープウェイ駅として知られています。
レストラン、売店、トイレなどの施設が充実しています。
今回のルートとコース紹介
木曽駒ヶ岳へ1泊2日のテント泊登山 / ヤマハチさんの中岳(長野県上伊那郡宮田村)・木曽駒ヶ岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ
頂上山荘のテント場情報
千畳敷駅までのアクセスについて
路線バスとロープウェイを乗り継いで向かいます。
車の場合、ロープウィの発着駅であるしらび平駅まではマイカー規制のため、路線バスを利用する必要があります。
有名な駐車場は「菅の台バスセンター駐車場」になりますが、今回は路線バスのバス停(女体入り口)近くにあるパーキング(アットパーク駒ヶ根インター)を利用しました。
こちらのパーキングは駒ヶ根インターを下りてすぐと立地がよく、駐車料金は菅の台バスセンターよりも安いです。
また高確率で座れるのでおすすめです。
デメリットとしてはトイレがありません(徒歩10分位の位置にコンビニ有り)。
駐車場情報
菅の台バスセンター駐車場
菅の台バスセンター駐車場
駐車台数:約300台
料金:普通自動車 800円
トイレ:有り
営業時間:24時間営業
アットパーク駒ヶ根インター
アットパーク駒ヶ根インター
駐車台数:114台
料金:1日 400円/2日目以降300円
トイレ:無し
営業時間:24時間営業
登山記録
2024年7月21日と22日の登山記録です。
千畳敷駅からスタート!
駅から下りるとこんな素晴らしい景色がお出迎え!
どこを見ても絶景ですね。
この時点でもう標高が2,612mで7月下旬にしては涼しかったです。
始めは道が二つあり、剣ヶ池方面へ行きました。
ホテル裏手から行けます。
千畳敷カール
剣ヶ池に到着!
ここは広場になっていて千畳敷カールの看板もあり撮影スポットには最適です。
広場からは千畳敷カールの絶景を一望。
僕もここで撮影しました。
撮影後は看板の横の道を進み、舗装された道を歩いていきます。
遊歩道の周りはたくさんの花が咲いていて気分が上がりました。
八丁坂
別ルートの合流地点に着きました。
ここからは本格的な登山道になり、およそ40分位の急坂になります。
登山に適した装備で登りましょう。
登山道は岩だらけ、大きい岩がいっぱいで段差が高いところもありました。
道が狭い所もあり、すれ違いには注意しましょう
結構急な道なので休憩をしながら登りました。
途中で振り返ると絶景です。
最後の所まで登ってきました。あと少し!
乗越浄土
登り切って乗越浄土に到着!
あたりが広けていて風が強いですが景色も良く、気持ちが良いです。
ここで休憩されている人がたくさんいました。
ここからは稜線歩きなので楽しみです。
宝剣岳も見えます。頂上の先端で立っている人もいました。
これは自分にはできない。
宝剣山荘を超えて中岳に向かいます。
中岳まではほとんど緩やかな道を歩きます。
中岳の頂上に近づくにつれて坂になってきたり、岩場も増えてきました。
中岳頂上付近は大きな岩がゴロゴロした道もあるので注意しましょう。
中岳
中岳の頂上に到着!(標高2,925m)
中岳からの景色も良いです。
ずっと見ていられます。
木曽駒ヶ岳の山頂と今回テントを張るテント場も見えました。
テント場へ向かうため、一旦下ります。
頂上山荘
テント場がある頂上山荘に到着!
着いたのはだいたいお昼の12時位でしたが、わりとテントを張っている人が多く良さそうなところはないながらもなんとかテントを張りました。
山荘から離れましたが眺めが良いです。
工程時間が短く、アルプステント泊で大人気の山なので早めに来ることをお勧めします。
ここから甲斐駒ヶ岳と八ヶ岳連峰が見えるそうですが、着いた時には霧になることが多く見つけられませんでした。
テントを張り終えて、昼食をとった後に木曽駒ヶ岳山頂を目指しました。
山荘からだいたい30分位で着きます。
山頂に登っている途中なのですが、手を使わないといけないような大きい岩がたくさん出てきました。
手が汚れたり、傷付いてしまうので手袋があると便利。
ちなみに下る時も大変でした。
木曽駒ヶ岳山頂
山頂に到着!(標高2,956m)
山頂は岩がゴロゴロしていました。
木曽駒ヶ嶽神社が山頂にありましたので参拝しました。
景色はというとガスに包まれていてイマイチ・・。
しばらく待っていると一部ガスが晴れている所があってテント場と中岳が見えました。
天候があまり変わらないのでテント場に戻りました。
テント場でゆっくりしていると鳥の鳴き声が聞こえたので見てみると雷鳥がいました。
木曽駒ヶ岳に来るのは3回目なのですが、初めて見れたので感動しました。
明日は山頂で朝陽を見るため、早めに夕食をとって就寝しました。
2日目
2日目の天気はというと残念ながら濃霧と爆風で山頂で朝陽を見るのは断念・・。
次に来た時の楽しみにとっておこうと思います。
需要がないので前回の朝陽のお写真を載せます。
テントを片づけて濃霧の中、下山しました。
八丁坂を下山中、ガスがちょっとずつ晴れてきました。
千畳敷駅に着く頃には天候が良くなり、絶景が広がっていたので木曽駒ケ岳は天候が変わりやすい山なんだなと実感。
無事に千畳敷駅に着きました。
お疲れ山です。
登山後の立ち寄りスポット
明治亭 登山口店
駒ヶ根の名物であるソースカツ丼が食べられるお店!
明治亭特製の甘いソースがカツの衣にジュワッと染み込んで美味しかったです。
味もボリュームも大満足の一品でした。
早太郎温泉 こまくさの湯
登山後に立ち寄りたい温泉施設です。
菅の台バスセンター駐車場から車で数分と近く、サラッとした泉質で温度も丁度よくゆっくり温泉を堪能しました。
まとめ
木曽駒ヶ岳の1泊2日のテント泊登山は、日常の忙しさから離れて自然の美しさと静けさを満喫できる素晴らしい経験でした。
初心者の方でも無理なく楽しめるルートで登山の魅力を存分に感じることができます。
登山後の立ち寄りスポットも充実していて温泉で疲れを癒したり、地元の美味しいグルメを楽しんだりすることで、さらに充実した時間を過ごせます。
ぜひこの記事を参考に次の登山計画を立ててみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ぜひ別の記事も見ていってくださいね。
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